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バイアス、先入観、偏見 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

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バイアスの種類について - 情報管理LOG

人間はきわめて愚かな生き物なので、バイアス、先入観、偏見から脱することは難しい。

バイアスによって、他人を騙したり、他人に騙されてしまうことがある。その延長線上に、戦争も起こりのであって、さらに人類の滅亡に繋がる可能性もある。

だからこそ、我々はバイアスというものはどういうものかという知識を持つことと、自分はバイアスにとらわれているのではないかと常に意識することとが重要になってくる。

ネット上には、「ネトウヨ」と呼ばれる、極めて愚かなる者たちがいる。彼らはバイアスというロープでがんじがらめになっている差別主義者である。要するに奴隷なのだ。奴隷というのは、自分の頭で考えられず、バイアスのみで考える人間である。だからこそ、当然だが、自分の頭で考えるということは、自分の持つ基準を疑う能力も含まれるのだ。

ネトウヨは、右翼に対立するものとして左翼を仮想する。しかし、この2項が対立していると思い込むことこそがバイアスである。

私は80年代に隆盛を極めた脱構築、そして90年代後半から2000年代初めに流行したポストコロニアリズムの強烈な洗礼を受けているので、そういう単純な二項対立を疑う癖がついている。人間は二項対立でものを考える癖がある。男と女とか、美しいか醜いかなど、あらゆるところで二項対立でも物事を捉え、一方がそうなら、他方はそうではないものに収めようとする。しかし、両者が相容れない状態で対立していると想定するのは、明らかに偏見である。それに気づかない人たちが、さまざまな犯罪的な差別に加担する。彼らは愚かであるだけではなく、ほとんど犯罪者なのである。

そうならないように、つねに愚かなる生き物である我々人間はバイアスという拘束から逃れるために日々研鑽を積まなければいけない。