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キャッシュレス化は急務 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

キャッシュレスなのに!客もバイトもイライラ会計 : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1/5

私も店員のバイトをしたことがあるので、客の気持ちも店員の気持ちもよくわかります。ちなみに私がバイトをしたのは大昔の話ではなく、たった1年半前のことです。

学生時代にもバイトをしましたが、当時から現金を扱うのが苦手でした。他人と話をするときは緊張しないのですが、お金を扱うときにものすごく緊張します。なぜなんでしょうね。店員として現金を受け取る時だけではなく、客としてお金を支払うときもけっこう緊張します。

店員だったときには、端末にカードを読み込ませ、ICチップが付いていないカードの場合は、暗証番号の入力をお願いし、レシートに署名をお願いする作業がいやでいやで堪りませんでした。緊張のあまり、端末の扱い方をど忘れすることがたびたびありました。

店員として、現金を受け取って、お釣りを支払うのも嫌です。お釣りの間違いが心配で、ものすごく緊張しました。現金を扱う仕事はほんとうに向いていないことを思い知らされました。その作業がなければ本当に楽になるのに、といまだに思います。

今年からだったと思いますが、私のよく行くスーパーがセミセルフレジになりました。レジの店員さんが商品のバーコードを読み込む作業をし、客は専用の端末を使って現金やクレジットカードで代金の支払いを済ませるというシステムです。客として非常に気が楽になりました。きっと店員さんもし仕事が楽になったことでしょう。

私は店員のバイトもしたくらいですから、端末でバーコードを読ませる作業は嫌いではありません。だから、セルフレジがある場合は、積極的に利用しています。店員さんとの接触がないので、緊張しません。私はレジで店員さんにプレッシャーを与えていないだろうかなどと考えると、店員さんに済まなくて、ストレスがたまります。ときには謝罪の気持ちを通り越して、感謝すらしたくなります。欧米では、支払いの際に、客が店員さんにサンキューと言うのが常ですが、日本でそれをやると変人扱いか、西洋かぶれだと思われるので、その気持ちはあってもぐっとこらえています。ほんとうは可愛い店員さんの手を握って、いや体をガシッと抱きしめて、心からの謝意を示したいくらいです。

事程左様に、日本のキャッシュレス化、というより、支払い方法の統一化は急務であることは間違いありません。同時に、ポイントカードの廃止もしくは統一化も必要だと思います。ポイントカード制度は煩雑さにはほとほとうんざりしています。店側は顧客情報を手に入れたいのはわかりますが、21世紀なんですから、もっとシンプルにできないとおかしいと思います。

ポイントカードは、店ごとにあることが多いので、それぞれのカードを持ち歩くのはきわめて面倒です。というか財布にほとんど入りません。私はかなりの確率で、ポイントカードを持っていくのを忘れるので、ポイントをつけてもらえないことがわかると、その店で買うのを諦めます。ポイントカードゆえに、利益が下がっているということを店側は理解していないかもしれません。経営者は基本的に馬鹿ですからね。

場所によっては、現金しか受け付けない店もよくあります。現金をわずかしか持ち歩かない私は、困ることがよくあります。その場合も、買い物を諦めることがよくあります。

リアルな店舗での買い物は支払い方法やポイントのシステムが複雑で、かつ無駄があり過ぎて、いやで堪りません。一方、オンラインショッピングは、基本的にクレジットカードで支払えるので楽です。価格コムの店舗によっては、銀行振込しか受け付けないところもありますが、わずかな利子しかくれない銀行に多額の振込手数料を支払うのは癪に障るので、そういう店ではぜったいに買い物はしません。

結論を言いますが、顧客にも店員にも支払い方法を統一してくれたほうが、消費活動は活発になるはずです。ただちに改革したら、消費税を増税しなくても、国の歳入が増えるに違いありません。現行制度は、誰のためにもなりません。日本人だけではなく、もちろん外国人観光客にとってもです。