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トレッキングポールが届きました。 [マネー・買い物]

アマゾンからトレッキングポール2本が届きました。3000円でした。1本あたり1500円です。

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私が持っているのは、T型と呼ばれるもので、基本的に1本で使うものです。10年くらい前にアマゾンで1本あたり980円で買いました。家に3本あるのですが、1本は行方不明です。そのうちの2本を富士登山に持っていきました。

T型の持ち手を握らず、その下の部分をI型のトレッキングポールと同じように使いましたが、お世辞にも使いやすいとは言えませんでした。

持ち手が大きいので、バックパックの脇ポケットにヘッド側からしまうときに入れにく、縮めても60cmくらいあって電車の中では邪魔でした。ヘッドを上にしてポケットにしまうと、頭が大きいのでバランスが悪くなり、ゆらゆらしてしまいます。

登山中に気づいたのですが、1本は、汚れたせいでしょうか、縮まなくなっていました。内部を洗えば直るかもしれませんが、分解できないので、洗えません。携行用としては寿命ですね。

そういうわけで、数年前から流行のI型のトレッキングポールを今回購入しました。私が購入したものは、Andakeというメーカーのものです。価格とサイズで選びました。材質はアルミです。カーボンは雷のときに怖いので、安価なアルミにしました。

ポールは3つのパーツから構成されており、分解すると、42cmになります。その短さなら、私の持っているバックパック(22L)の脇ポケットにしまっても飛び出ることはありません。

つないだときの長さは「60cmから130cm」まで調整できるとアマゾンの説明にはありますが、私がメジャーで測ったら最長で127cmでした。それでも身長180cmくらいまでの人なら対応できそうです。ほとんどの日本人には大丈夫でしょう。

アンチショック機能もついているので、岩場では衝撃を吸収して、疲れを軽減してくれるはずです。

ポールの先端につける付属品はすべてついています。ノルディックウォーキング用のアタッチメントも付いています。収納袋は、組み立てて縮めた状態でもしまえるので便利です。通常使用のキャップの予備も2つ入っているのには驚きました。

アマゾンのレビューだと、パーツの接合部分が緩みやすいとありましたが、単にネジを締め忘れているだけでしょう。きちんと締めれば緩むことはありません。アマゾンのレビューアーの中には、不十分な情報や経験をもとにネガティヴなことばかり書く人が多くて、消費者としても困らさせられることがあります。たいていの場合は、ユーザーの使い方の問題で、製品の問題ではありませんね。

いままで使っていたのは赤色でしたが、黒い色が渋くて、かっこいいです。

私はブランド志向ではないので、ブラックダイヤモンドやレキやシナノのトレッキングポールには憧れはありません。ブランド物を持っていると、上級者になったような気持ちになれるのかもしれませんが、持ち物は立派だけれど、頂上まで行けなかったり、怪我をしたら、格好悪いと思います。

2本のトレッキングポールを使うと、4本足で歩くような感じになります。とかく重い荷物を背負っていると前かがみになって姿勢も悪くなり、太ももの前面(大腿四頭筋)に負担をかけてしまいます。しかし、両手を脚として活用すると確実に疲労を防ぐことができます。若い頃には、杖をつくのは恥ずかしかったのですが、富士登山のときに、その効果が絶大であることを確信しました。中高年の登山愛好家には必須です。

登山愛好家はシューズにお金をかけるようにアドバイスしますが、予算が限られているのであれば、適切なサイズの安価な靴を選んで、余ったお金でトレッキングポールを買うべきです。

トレッキングポールは、ノルディックウォーキングにも使えます。アタッチメントを替えれば、雪の日に転ばないように歩く杖としても使えます。

このトレッキングポールの欠点は、グリップの部分のスポンジです。私が想像するに、その素材は劣化しやすいものだと思います。握ったときの感じが気持ち良くありません。



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