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寿司1貫って1個? [食べ物・料理]

先日同僚と話をしているときに、寿司の話題になりました。私は、寿司を最後に食べたのは去年の夏でしょうか。回転寿司に行くお金もないし、白飯を食べないようにしているので、寿司はめったに食べません。そんなふうに寿司を遠ざけているせいか、家族全員、刺し身も生臭く感じるようになって、いつしか食卓に上らなくなりました。

かつて寿司を食べていたときは、私は7皿食べるのが普通でした。頑張って8皿です。それに対して、件の同僚は、20貫がデフォルトだそうです。それを聞いて、私は「え〜!」と大声を上げてしまいました。私は1貫という単位を、2個分だと思ったからです。つまり、彼が40個も食べると思ったのです。

20個でも多いですけど、40個はあまりの大食いですね。それ以上ツッコミはしませんでしたが、もしかしたら彼は20個という意味で20貫と言っていたのかもしれません。

先ほど、たまたまテレビのニュースを見ていたら、回転寿司屋のCMが流れました。そのCMの中で、1貫を1個という意味で使っていることに気づきました。

念のため、ネットで調べてみると、多くの人は1貫を1握り(1個)の意味で使っていることがわかります。

お寿司の「1貫」って1個?2個? そもそもなぜ意味が揺れているのか? - まぐまぐニュース!

このサイトで見ると、「貫」は誇張した表現で、かつては1貫2個という意味で使っていたことがわかります。詳しい解説は上掲サイトに譲りますが、昔は握り1つの大きさが40gもあったそうです。それを食べやすくするために2個に分けて半分の大きさにしたとのことです。現在、1個の重さは20g程度です。したがって、1貫を2個とするのが正しいと私は思います。1貫を1個と見なす傾向は、世知辛い世の中の反映かもしれません。そのうち、1貫は、寿司の半分に切ったものを指すようになるのかもしれませんね。