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やる気のない学生が鬱陶しいです [資格・学び]

「勉強しない」と決めることがやる気への第一歩 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

大学生にもなって、授業中に勉強をせず、イヤホンで音楽を聞きながら寝ている学生や、スマホのゲームをしていたり、誰かとメッセージのやりとりをしている者がいます。最近は能力別クラスになっているので、クラスによってだいぶ違いますが、できの悪い学生たちを集めたクラスは「学級崩壊」気味です。

数ヶ月前までは、私もそういう学生を見つけるたびに説教をしていたのですが、感情的に怒ってばかりいるとか誹謗中傷を書かれたので、いまはもうなにも言わないことにしました。そういう学生を見つけても、「やる気が出たら学校に来てください、無理に来なくてもいいですよ、私が頼んできてもらっているわけでもないので」などと冷静に言うようにしています。そういう学生が近頃増えてきているようなので、授業に来なくても、試験だけでなんとかなるように成績評価の方法を変更しました。

文科省的には、出席するのが当たり前というのですが、そりゃそうですが、義務教育を過ぎて、自らの意思で大学に進学した学生にむりやり出席させるような指導の必要があるのはおかしいです。矛盾しています。そんな学生に指導することはやめました。ただ無慈悲に不合格にするだけです。大学の教員に、そんな親切なことをする必要があるとは到底思えません。

もしその必要があるというのなら、教育の方ではなく、社会のほうを改善すべきです。


上記サイトには、勉強をしないというのも自主性の発揮ですから、逃げ場を与えてやり、その後、時間をかけて学習意欲を取り戻すのを待つべきだと書いてあります。そうなのでしょう。無理に教え込むのは間違っているというのは正しい考えだと私も思います。水を飲みたくないと言っているのに、無理やり水場まで連れて行って、飲ませるのは拷問ですし、人権侵害です。勉強したくないという学生がいれば、誰にも迷惑をかけないのであれば、そのまま放置するか、教室にいたくなければ、帰ってもらうべきですね。

件の誹謗中傷事件があってから、無駄話をいっさいせず、学生と打ち解ける態度を見せないようにしています。無味乾燥な授業の内容だけを説明して終わりにしています。授業をできるだけつまらないものにするという努力をしているのです。その結果、授業を欠席してくれる学生が増えてくれることを期待しているわけです。そうしてやる気を持っている学生だけを残して、しっかり教えてやりたいと思っているのです。しかし、最近の学生は、真面目なのか、よい成績がほしいだけなのかさっぱりわかりませんが、無駄に授業に出てきます。鬱陶しくてたまりません。