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料理研究家の枝元なほみさんってこんな活動もしていたんですね。 [食べ物・料理]

料理研究家の枝元なほみさんってこんな活動もしていたんですね。尊敬します。

「財布には100円もなかった」ウリ専で食いつなぎ、通院もできなくなったバーテンの男性が初めて頼れた「大人食堂」

だいたい飯も食っていなければ、働く気力も起きませんからね。食は大事です。

話はずれますが、「これ美味しいから、食べてみ」と自分が美味しいと感じるものを他人も美味しいと思うはずだと積極的に勧めてくる人が世の中には大勢います。はっきり言ってうざいです。うちの母や叔母がそうです。子供の頃にさんざんやられました。

「蓼食う虫も好き好き」(英語だと、Tastes differ)というくらいですから、味覚というものはみな違うのです。自分の思い込みを押し付けてくるような人が世間で嫌われることは常識ですが、なぜか食に関しては、個人の意見の押しつけをしても許されるようです。矛盾しています。

私の同僚に「あれ、うまいですよね」という表現を使う人がいます。その人はどうもホンビノス貝が好きなようで、「ホンビノス貝っておいしいですよ」と2度ほど言われました。なんと答えてよいのやら悩みました。私の住んでいる地域のスーパーではめったに売っていないし、私の家では高級食材に近いので、1回しか食べたことがありません。そのときは、リピートしたくなるほど美味しいとは感じませんでした。しかし、「ホンビノス貝って、そんなにうまいんですか」とも言えば、彼の味覚をバカにしているような印象を与えてしまうので、答えに窮しました。そのときは、「あまり食べたことがないので、よくわかりません」と無難に答えておきました。これなら彼を傷つけることもないし、意見を押し付けることもありません。

「あれは美味しいですよね」と同意を求めるようなTag questionは危険だということに同僚は自覚がないようです。あなたは私と同意見のはずだという思い込みの強い人は、世の中にはいろんな考えがあるものだという前提がないのかもしれません。グローバル社会では通用しない気がします。

彼はこれに類する言い方を多用すので、私は心を開くことなく、いちいち考えながら会話するようにしています。

上掲の「大人食堂」や貧困の話については何も言っていなかったので、最後に一言。ソーシャル・ネットワーキングって、本来こういうことだと私は思います。SNSのサイトでは、お金儲け、自慢話、他人への攻撃がメインになっているように思われますが、心の底からうざいと感じています。働けるはずなのに、働けない人を(偉そうに「自己責任だ」と言って)放置することは社会のことをまったく考えていないと思います。そんな人にSNSなんてやる資格があるのでしょうか。2020年はSNSの存在意義を考え直す年になってほしいものです。

今頃になって、風邪を引いたようです。昨日から、急性副鼻腔炎の症状が出て、何を食べても飯がまずいのです。変な味がします。順番が逆なような気がしますが、今朝は寒かったせいで水っ洟が出ました。



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