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「9月入学で教員2.8万人不足の推計 待機児童も急増」 [資格・学び]

9月入学で教員2.8万人不足の推計 待機児童も急増(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

9月入学制に変更すれば、お金は余計にかかるし、教員不足になるし、案の定、ろくなことはないです。率直に言うと、いまはバカでも先生になれる時代です。教職を希望する若者がいないので、希望すれば、よほどのことがなければ教員になれます。学校はブラックな職場だと世間に認知されてしまったので、教員になりたいなんていう学生がいなくなってしまったからです。いまだって、教師のなり手がいないのに、どうするんでしょうか。教育の質はさらに下がる可能性が高いです。

そこまでして9月入学制を導入したいのであれば、不公平感をなくすために、今年生まれた子供が導入することにして、他の先進国と同じように、半年早く入学させればいいと思います。その間に、先生の数を増やし、給料も上げて、優秀な人材を集めて、同時にオンライン授業の環境も整えていくことも大事です。

学校という急な変化になじまないところに、今年から急に半年分学習を遅らせるような制度を導入するなんて、あまりに場当たり的です。そういう発想をする人というのは、後先を考えられない人なのかもしれませんね。当事者意識もないのでしょう。

自分が大学生だとして、半年遅れで卒業することになるとなれば、誰だって嫌でしょう。そういうことがわからないのでしょうか。

9月入学制にすれば、グローバル化できるというのは幻想というか妄想なので、そういうことを言っている人は100%信用できない阿呆だと思っていいです。

とにかく、他と合わせたいという「同調圧力」が強いだけの人なんでしょう。大阪のおばちゃんのセリフではないですが、「よそはよそ、うちはうち」です。流されてはいけません。

他の国に合わせなければいけないという衝動にかられている事自体が、すでにグローバル化の圏外にいます。よそに合わせることがグローバル化だと信じている人は、残念ながら、自分の基準が持てない人なのでしょう。すでに、グローバル化の時代の負け組です。他に合わせれば、個性を失います。個性がないことは、グローバル化した世界では、存在価値がなくなります。

自民党や維新の会の議員たちや、彼らを支持するような人たちはそのタイプで、存在価値のない国民を作ろうとしているだけです。騙されてはいけません。




話は突然変わりますが、今日もまた同僚の先生と長電話をしました。オンライン授業で頭が混乱しているので、また雑談でもして、頭の中を整理しましょうというわけです。結果、だいぶスッキリしました。愚痴を言うのも大切ですね。



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