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学校は丸投げ? [資格・学び]

「学校は丸投げ」「何度もケンカ」。家庭学習に向き合う、親たちの悲鳴が集まった | ハフポスト

まるで日本の学校が悪いかのような意識を持っている親御さんたちが大勢いらっしゃいますが、そもそも、学校が開かないのは、安倍政権の危機管理能力があまりに低く、感染拡大を抑え込めなかったのが原因です。しかも、4月中旬の段階で、緊急事態宣言を解除しても統計学的に感染拡大が止まることがわかっていながら、緊急事態宣言を無駄に延長し続けたのは、あまりに愚かです。学校批判なんかしている暇があったら、むしろ、そういう安倍政権の間違った対応を非難すべきです。

家庭教育がうまくいかないのは、すべて親が悪いのです。学校の責任ではありません。本来は親が面倒を見る部分が大きいのに、それをすべて学校任せにしてきたツケが回ってきただけです。民主主義を支える市民としての自覚がない奴隷のような親が、民主主義を支えられない市民を再生産しているのですから、愚かしい安倍政権が7年も続いてしまったのです。

私は教員ですから、子供が小さかったときから勉強嫌いにさせないように、しっかり学ばせてきました。新しいことを覚えることが楽しく感じられるように、いろんな問いかけをしました。「あれってどういうことなんだろうねえ」「これなんて読むかわかる?」「これはどういう意味かわかる?」とか。そうすると、子供は自ら関心を持っていろいろ調べたり、逆に質問するようになるのです。子どもたちは大学生と高校生になりましたが、いまだに私は息子たちに質問して、いろいろ教えてもらっているくらいです。

子どもというのは、周囲の人間が彼らの知的好奇心を刺激すれば、どんどん自分で学んでいきます。最初から、子供は勉強しなければ駄目だとか、あんたたちが学校に行けないから、私が苦労しているんだとか、子供に文句ばかり言って、不安にさせている親は、子供から学習意欲を奪っているのです。なぜ勉強をしなくちゃいけないんだという疑問を持たせないようにするのが親の役目ですが、駄目な親はそれを最初から放棄してしまっています。学校批判に無駄なリソースを使うことは愚かしいことです。愚鈍な安倍政権が日本国民を愚かにしようとしているのに、親たちが自分の子供をバカな子供に育ててどうするのよ、って思います。

そもそも、学校は子供が自ら学ぶ手助けをするところであって、「学校が親に丸投げしている」という批判は当たりません(菅官房長官風)。大学は特にそうです。この20年間は、手取り足取り教えるようになりましたが、それ以前は、教員は学生をサポートしますが、サポートを求めない学生は放置していました。それが本来の教育です。教育を受けたくなければ、学校に行かずに、「奴隷」になればいいじゃないですか。どうぞ、ご勝手に。私は「自由民」になるための教養としてのリベラル・アーツ(悪の権力から解放される技術)を学びましたが、結果的に奴隷になっていますけどね。残念ながら、私の努力も足りなかったのでしょうし、時代が悪かったのでしょう。

「9月入学」に制度を変更すれば、万事解決するみたいに錯覚している人も大勢いますが、本当に低レベルですね。安倍政権並みに低能です。

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