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稲垣えみ子「家事は自由に生きるための最強アイテムである」〈AERA〉 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

稲垣えみ子「家事は自由に生きるための最強アイテムである」〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

私はえみ子さんの意見に共感します。家事ができるということは、お金がかからない生活ができるということ。つまり、失業などのリスクにも強いということ。お金をかけない生き方ができる人のほうが、浪費家よりも、リスク管理能力が高いということです。経済を回すことに貢献できないかもしれませんが、精神的な安定を維持することもでき、環境にも優しい生活ができるということです。月収10万円もあれば、家賃2万円、電気代などのユーティリティーが1万円、食費が2万円、年金と健康保険料で3万円だとしたら、2万円も残るのです。遊びにも旅行にも行かず、飲み会にも参加せず、クルマにも乗らなかったら、なんとか生活できると思います。かりに災害に遭って、住むところを失ったとしても、身軽なので、どこへでも移住できます。その場合は、子どももいないほうがいいですね。そういう自由を子持ちの私は羨ましく思います。

そう考えながら、文章を読んだところで、コメント欄を見ると見事に荒れています。極端すぎてついていけないだの、エリートなのだから、早期退職したときにも退職金をけっこうもらったんだろうがとか、コネだって遭ったわけだから、助けてくれる人がいたんだろうとか、言いたい放題です。

その様子を見ると、えみ子さんは、相当に先を走っているように感じられました。コメント欄に怒りのメッセージを書き込んでいる有象無象たちは、他人と同じような奴隷の生活を送っているんでしょうね。

話を戻しますが、料理ができることは、サバイバル術として重要なことです。30年くらい前、「あたし、料理、苦手なの」と言ってはばからない若い女の人たちが多くいたのですが、いまどきは絶滅したようです。頭が悪いことや生活能力がないことを自分の売りにしているみたいでみっともないです。