『ヴァイオリン ソロで奏でる名曲60選』 [音楽・楽器]
アマゾンのレビューはたいてい当てになりません。わざわざ書き込む人は何か自慢をしたいのか、不満をぶちまけたいかのいずれかです。事実を述べることに徹する人は少ないと思います。私にはレベルが高かったです。
今日到着したので、さっそく指番号を振って5曲練習してみました。あいみょんの「マリーゴールド」、米津玄師「Lemon」、ゆず「栄光の架橋」、サン=サーンス「白鳥」、マスネ「タイスの瞑想曲」です。
まず気づいたのは、「タイスの瞑想曲」はYouTubeに上がっている動画とは1音ほど低いアレンジになっていることです。中級者に近い初心者にも弾きやすくしてくれているのでしょう。とはいえ、ポジション移動が多いし、いままで押さえたことのないハイポジションが出てくるので、バイオリン歴1年半の私には難しいです。
サン=サーンス「白鳥」はチェロだとけっこう難しいのに、バイオリンだとかんたんですね。これもアレンジされているのでしょうか。「マリーゴールド」と「Lemon」も私にはかんたんです。「栄光の架橋」が重音が使われているところがあって、少し弾きにくい気がしました。
指番号は振っていないのですが、「情熱大陸」の楽譜も、『大人が奏でるヴァイオリン』に収録されている楽譜よりも難しいです。もしかしたら、こっちのほうが忠実に再現されているのかもしれません。これも全体的に音が高いし、重音も使われています。
アマゾンのレビューでは、初心者から中級者までちょうど良いというようなレビューがありました。むしろ物足りないような印象が書かれていましたが、私には歯ごたえがありすぎて、最初から最後まで満足に弾けるようになるには数年は掛かりそうです。『大人が奏でるヴァイオリン』でもそうですが、特に、ジャズの曲は難しいです。
楽譜が読めなくても大丈夫!バイオリン初心者向けの地道な楽譜の読み方|Satsuragi-Zakki.com
楽譜に指番号を振るときに、これを参考にしています。他の調のものや、高い音のところも教えてくれるサイトがあると便利なのですが、探しても見つかりませんでした。自分が振った指番号が正しいのかどうか確信が持てないし、弾いているうちになんか変だなと思って、指の位置を若干ずらすと音が合うことがあったり、無意識に音に合うように自分で指の位置を調整していて、指番号の間違いに気づかなかったりすることがあります。
先生によっては、指番号は振らずに、ドレミだけでやれという人もいます。頭の固くなった年寄りには難しいです。