SSブログ

ニュースに興味がなくなってしまいました。 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

世の中に出回っているニュースの99%は知る必要のないものばかりな気がします。なかでも、殺人事件や交通事故の話はまったく知る必要がないと思います。新幹線の中での殺傷事件に関しても、私はほとんど知りません。いわゆる「オリパラ」を含め、スポーツ関連のニュースも知る必要がある人は少ない気がします。(これはneedsではなくwantsのレベルです。)ニュースへの興味がなくなった理由は、社会への失望です。

人が何らかの情報や知識を仕入れる場合に重視すべきことは、3つあると思います。一つは自分の人生を豊かにするため。第二に、危険を回避するため。第三に、社会を良くするためです。優先順位はひとそれぞれでしょう。

私がニュースに興味を失った大元の原因は、社会に対する失望だと書きました。冷静な気持ちで、ニュースを見てみると、私がそのニュースを知ったところで、自分の人生を豊かにすることもできず、危険を回避するための対策を講じることもできず、社会を良くすることもできることもないことに気づきます。

自分がいくら考えても、何を発言しても、世の中は何一つ変わりません。いつまでも嘘つきな人たちが政権に恋々としがみついて、人々の暮らしを悪化させているだけです。その部分は変えようがないのです。なぜなら、大衆が阿呆だからです。その状況は日本ばかりではなく、アメリカも北朝鮮も同じです。日本とアメリカと北朝鮮は三つ子の兄弟のようです。三馬鹿トリオと言ってもいいでしょう。

そんなバカどもを見るたびに、失望が絶望に変わっていきます。私には、この世がとうてい肯定しがたいものに思えます。何を見ても、高揚感に浸れません。すべては、終わったのです。現在、日本には、ニヒリズム(虚無主義)が蔓延していると聞きます。とうとう私もニヒリストになってしまいました。