花紀京 岡八郎 原哲男 吉本新喜劇

「ラブユー貧乏」

夜中に犬の散歩に出たら、近所の居酒屋からカラオケの歌声が。耳を澄まして聴いていたら、黒沢明とロス・プリモスの「ラブユー貧乏」でした。原曲の「ラブユー東京」ではなく。



貧乏を笑える時代が懐かしいです。

ヤワラート（中華街）の超大盛りバミー麺は約140円！ 創業60年のバミージャップガン（บะหมี่จับกัง）

タイに行きタイ。

「美談」は人を盲目にします

ここ数日涼しい日が続いています。酷暑や富士登山の疲れが出たのでしょうか、「春眠暁を覚えず」ではないですが、眠くて仕方がありません。22時には寝床に入り、23時には熟睡しています。また、昼間なのに、珍しくうとうとしてしまいます。

朝食を食べながら、テレビを見ていたら、「美談」が流れていました。3日間山中で迷子になっていた2才児をたった20分で見つけたボランティアのオジサンが広島豪雨の被災地に乗り込み、被災者に熱烈に歓迎され、彼らに勇気を与えているという話です。

それはそれで結構なことですが、ジャーナリズムが取り上げる部分はそこではない気がします。そもそも豪雨による被害を大きくした人たちがいるわけです。その根本的な問題を追及することがジャーナリストの使命ではないでしょうか。それを怠り、大衆にウケるからといって、「きれいごと」ばかり伝えて、見たくないところを見ないのは、日本人の精神年齢が低すぎる証拠でしょう。

東日本大震災後と同じで、これでは何も解決されません。日本人は一歩も前進できず、順繰りに日本中で同じような被害が繰り返されていくだけでしょう。

「美談」は人を盲目にします。