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次に登りたい山 [お出かけ]

次に登りたいのは、雲取山、谷川岳、両神山です。最初の2つは奥秩父にある日本百名山です。いずれも我が家からなんとか日帰りで行けそうな山です。雲取山は、三峯神社からのコースの場合、往復10時間かかり、体力的にきつそうなので、ひるんでいます。奥多摩湖側の鴨沢ルートは、13キロで、標高差はおよそ1500メートル。富士山の吉田ルートを5合目から頂上へと至るのと似ているそうです。高山病にならないはずですが、かなり過酷です。時間は10時間もかからないでしょう。私はバスで行くのがいやなので、丹波山村村営駐車場を利用したいと思います。ここも平日なら空きはあるはずです。谷川岳はロープウェイを使ったお手軽登山ですね。尾根歩きを楽しみたいです。しかし、ちょっとお金がかかるのが難点です。

両神山は、埼玉県民なら、武甲山とともに、登らなければいけない山でしょう。稜線が作るギザギザが特徴的です。日向大谷ルートがポピュラーなようです。駐車場は50台分あるので、ここも平日ならなんとか駐車できるでしょう。山頂までの往路は4時間ほどで、トータル6時間半のコースです。危険な鎖場が魅力的です。両神山には、管理人の山中さんに連絡して登る白井差コースもあります。

両神山|秩父を代表する岩と花の山!おすすめ日帰り登山ルート3選|YAMA HACK



両神山 日向大谷|日本百名山登山ルートガイド



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「想定外」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

エネルギー政策について - 内田樹の研究室

北海道地震の大停電にかこつけホリエモンらが「泊原発を再稼働させろ」の大合唱! でも泊原発下には活断層の指摘も|LITERA/リテラ

実は、上の2つの文章をまだほとんど読んでいない。他者の意見に直接的な影響を受ける前に、自分の考えを述べておきたい。

大災害があると、すぐに「想定外」だったと言い訳をする人たちがいる。被害は自分のせいではないと言いたいのだろう。「想定外」という言葉は便利な言葉で、専門知識のない我々一般庶民をピタリと黙らせるのに有効な「下痢止め」のような言葉だ。

災害が発生すると、偉そうに状況を解説する「専門家」なる人々がテレビに登場する。彼らの多くは、科学者だったり、在野の研究者だったりする。彼らはなぜか「想定外」という言葉を使うのを好む。その言葉を聞くと、庶民はあきらめが付くのか、怒りの矛先を国家や企業に向けることを忘れてしまうのだ。

本当は、国家や企業を含め、彼らのような専門家は被害を想定できなければいけないのだが、それができないのだから、無能で役立たずで無責任なのである。無知だと思われている我々庶民は、振り上げた拳を下ろすことを留まって、そのまま国家や企業にその拳で一発殴ってやる必要があるはずだ。

火力発電所が止まったことで、原発を再稼働すべきだとか、原発を再稼働しておくべきだったという人がいるらしい。まあ、ハエのように揉み手をしながら政権にすり寄るおべっか使いだ。彼らは直近の大災害からなんの教訓も得ていない。自分の利益しか考えていないのだ。また、そんな稚拙な考えを現政権は大いに利用したがることは目に見えている。

権力者側の考えに影響を受け、まさにインテリ気取りでいる原発推進論者は、実のところ、無知で無能で無責任な人々に過ぎない。また、国家や企業を信頼しすぎているし、つねに現代文明を享受できるはずという思い込みに囚われた「お花畑の住人」なのである。想像力が決定的に欠如している似非インテリに過ぎない。

震度7の地震に襲われ、停電などの被害にあっている北海道の人々は、ますます国家や大企業を信頼できなくなり、「オフ・グリッド」(公共のエネルギーを利用しないこと)のライフスタイルを求めるようになるかもしれない。似非インテリたちにとっては、そういうことすら「想定外」なのだろう。

武田邦彦というインチキ科学者は、太陽光発電は非効率で、馬鹿げていて、共産主義の陰謀だと、わけのわからないことをYouTubeの動画で述べている。あまりに腹が立ったので、武田氏の動画に批判的なコメントを書き込んでやった。太陽光発電は共産主義とは無関係だし、リスクを分散することになると。その書き込みをしたのは北海道の地震の4時間ほど前のことだった。地震が発生したのは深夜3時頃で、私の書き込みは前日の23時頃だった。まるで大災害が起きることを私が予想していたかのような偶然である。

一極集中型のシステムは、素早い変化に対応できることは確かである。しかし、一旦トラブルが発生したときには、分散型システムのほうが対応が早いし、被害も小さくできる。一家に一台ずつ太陽光発電があれば、最低限の電源は確保できる。暗闇を照らすライトや情報を得るためにも、「非効率」だけれども、大規模発電の代替になる小規模発電を各家庭が利用できる環境を整えておくことが、リスクを想定内にできる有効な対策ではないかと思う。分散型システムの方が有利であるという考えは、インターネット・ネイティヴである50歳台以下の人々なら、わかるはず。

国家や大企業は無能であるからして、もはや彼らに頼ることはできないことが、彼らの度重なる対応の不味さから、我々は今年だけでも何度も思い知らされた。これでも国家や大企業を信頼するというのなら、庶民もまた本当に無知で無能で無責任であることになる。今上天皇が自ら「平成」を終わらせる理由を、「天皇の赤子」はしっかり考え直すべきである。

廃材天国TV - YouTube

「廃材天国TV」の秋山陣さん一家のライフスタイルを批判するようなコメントが多数見られるが、逆に私の目には、批判する人たちの方が想像力と創造力の欠如した正真正銘の馬鹿に見える。秋山さんは陶芸家なのだけれど、廃材を利用し、オフグリッドな生活をするようになってから、別の仕事が増えたそうだ。リスクを分散・最小化しているだけではなく、収入源も分散している。

レンジフード雨漏り応急処置 [家・DIY・修理]

先日の台風のときにも、レンジフードから雨漏りして、IHクッキングヒーターの周りが水浸しになりました。嵐のときはいつものことなので、慣れてはいますが、さすがに毎回そんな状態だと掃除が大変ですし、家が傷んだり、家事になるのではないかと心配です。

あまりにひどいので、蓋を外して中を覗くと、ダクトパイプが下向きに取り付けられていることがわかりました。周辺を触ったら、感電してしまいました。その話は、先日書きました。

その後、新品に買い換えようと思っていろいろ調べてみました。レンジフードのみの交換だと3万円。ダクトパイプなどは取り外しが面倒ですので、既存のものを使いまわしますが、通常のアタッチメントを電動シャッター付きアタッチメントにすると3万5千円くらいかかります。そのくらいなら、貧乏な我が家でもなんとかなりますが、まだシロッコファンを回すモーター自体が壊れたわけでもないので、新品に交換するのはまだ早いかもしれません。

ということで、本日、応急処置を施しておきました。試しにまず開封して、中を触ってみたら、
雨水が乾燥したせいか、漏電は収まっていたので、作業をしてみる気になった次第です。

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アルミテープを剥がします。

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アタッチメントを引っこ抜きます。簡単に外れます。

漏電の原因は、おそらくどこかの電源部分が雨水で濡れたせいしょう。それがどこなのか正確には特定できませんが、水がダクトパイプから入って、アタッチメントやシロッコファンのモーター部分や、電源を濡らさなければ大丈夫でしょう。

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ダクトパイプを折り曲げて、少し上に向くように加工します。

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換気口はこんな感じですから、風がダイレクトに入ってきてしまいます。ダクトパイプの蛇腹を引っ張って伸ばして上向きにしてみました。

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アルミテープは家にあった100均のものを活用しました。何に使ったのか覚えていません。

アタッチメントに取り付け直したら、ダクトパイプに折り目がついてしまいました。この程度の折り目で雨水の浸入を完全に防げるかどうか怪しいですが、少しは役に立ってくれるでしょう。でく。

本当は大きな円弧を作りたかったのですが、パイプを設置する距離が短かったようです。引っ張って長くしても、なぜかアタッチメントを取り付けると、短くなってしまうのですのは、それが原因でしょう。

この工事の状態を見れば一目瞭然ですが、我が家の場合、さほど気密性は高くありません。細部が雑です。これならわざわざ電動シャッター付きアタッチメントにする必要はないでしょう。ということで、新品にする場合でも、専用の幕板とあわせても、3.5万円で済むことになりそうです。まだまだ使えるので、買いませんけどね。

この作業をしてみてわかったのですが、交換作業はDIYで簡単にできそうです。レンジフード自体が重いので、誰かに下で持ってもらっていれば、力は使いますが、ほとんど頭は使わなくてよさそうです。

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うちのレンジフードはトステム製。なにぶん13、4年前のものなので、音がうるさいです。換気扇を強にしていると、テレビの音が聞こえにくいくらいです。いまのものだと、そういうこともないようです。



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大菩薩嶺に登ってきました。 [お出かけ]

大菩薩嶺 - だいぼさつれい:標高2,057-関東:大菩薩連嶺 - Yamakei Online / 山と溪谷社

大学生の長男と二人で標高2,057mの大菩薩嶺に登ってきました。大菩薩峠は眺望のよいのが魅力です。中里介山の小説や、市川雷蔵主演の映画で有名ですね。行きは外環道、関越道、圏央道、中央道を利用し、大月ICで降り、国道20号線(信号がほとんど無い!)をひた走り、笹子トンネル(笹子トンネル天井板落下事故は中央道の上り線!)を抜けて、景徳院入口に入り、くねくねとした218号線+201号線をだらだらと走って(台風で折れた木がたくさんありました!)、「大菩薩の宿ロッヂ長兵衛」前の駐車場に停めました。平日ですから、閑散としており、大菩薩湖北岸駐車場(第4駐車場)に停める必要はありませんでした。ロッヂ長兵衛に到着するまでの途中、道の駅甲斐大和でお土産も買ったので、3時間近くかかり、登山開始は10時になりました。

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ルートは石丸峠入口からの反時計に周遊する大回りの過酷なコースです。ロッヂ長兵衛から石丸峠入り口に入り、石丸峠、熊沢山を抜けて、大菩薩峠(介山荘)を経て、賽の河原、雷岩を通って、大菩薩嶺登頂。その後、雷岩まで引き返し、上日川峠方面へ向かって唐松尾根を下り、福ちゃん荘を抜けて、ロッヂ長兵衛へ。駐車場に到着したのは4時半でした。残っていたクルマはうちのクルマとともう1台しかありませんでした。休憩時間を含め、かかった時間は6時間半でした。度重なる台風の影響で倒木が多く、登山道の土が流され、道がえぐれていたりして、行く手を阻まれる箇所が多数ありました。このコースは何度も言うようですが、過酷でした。

体力のない方は石丸峠や唐松尾根を通らない「表登山道」をおすすめします。ロッジ長兵衛から出発し、福ちゃん荘、富士見山荘、介山荘(大菩薩峠)、賽の河原、雷岩を経て、大菩薩嶺に登頂し、その後、介山荘まで引き返して、同じコースを下り、ロッジ長兵衛に戻ってくるピストンのコースです。登山中、すれ違う人がいなかったので、我々以外の人たちはこの初心者コースを通ったものと思われます。これなら3時間くらいで済むはずです。

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ここで私は川に落ちそうになって、息子に助けられました。靴底が滑るので、危険です。渡る前にトレッキングポールとカメラをザックにしまっておいてよかったです。

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ダンゴムシの親分みたいですが、松の一種の松ぼっくりです。種が見えます。

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熊が出るそうです。

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看板の下に、長靴が一つだけありました。どうしたのでしょうか。

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こういう登山道がずっと続くと想像していたのですが、違いました。

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登山中は、富士山は背中側になります。

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ザックに熊よけの鈴をつけておくのを忘れたので、怖さ倍増。

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登山道が変更されているとのこと。あとでわかるのですが、このせいで登山道を見失いそうになりました。

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大菩薩湖(上日川ダム)が見えます。

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ここは牛ノ寝通り。このまま写真右方面に進むと、狼平、小金沢山へと通じ、5時間くらいで多摩源流小菅の湯にも行けるようです。

我々は、写真の左側に進みます。

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熊沢山・大菩薩嶺方面です。

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ルートを間違えてはいませんが、このあと、登山道が崩れていて、本当にここは登山道なのかと不安になって、迷いそうになりました。ここで疲弊しました。今回の山行で一番つらかったのはここです。引き返すべきなのかどうか、息子と相談したりして、本当に焦りました。このあと、木々の隙間に建物が見えてきたときには、正直ホッとしました。

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介山荘です。写真左側の建物がトイレです。奥が介山荘です。土産物も販売されていますし、食事もできます。

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ここが有名な写真スポットです。美しい。先客は、幼稚園児と先生たちです。それまですれ違ったのはたった1人(しかも、無愛想なお爺さん)でしたから、かなり寂しい思いをしていました。冗談で子どもたちを励ます先生や、かわいらしいちびっこたちのおかげで安堵感が増しました。この子たちは、大菩薩嶺には行かずに、そのまま介山荘脇の道から下山していきました。上で紹介した楽なコースですね。

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実は、カップヌードル(カレー味)を2つ持っていったのですが、息子が肝心なコッヘルを忘れて調理できませんでした。調理道具の用意は息子に任せていたのですが、少々抜けているところがあるので、困ったものです。水も箸もシングルバーナーも持っていったのに、コッヘルを忘れるとは。しかし、登山にトラブルはつきものです。まあ、そういうこともあるよねと、笑って許して、我々は介山荘で、1杯750円の醤油ラーメンを食べました。

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右端に写っている日本百名山Tシャツ1800円を買おうかと思いましたが、さすがに恥ずかしいので止めました。でも買えばよかったかな。

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行者みたいな像に見られながらの食事。

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この看板は、秩父側を向いて立っているので、わかりにくいです。振り返って、確認しなければなりません。

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天気が良ければ、大菩薩峠からは、右に八ヶ岳、中央に南アルプスの甲斐駒ケ岳、白峰三山(白根三山)の北岳、間ノ岳、農鳥岳、左に富士山が見渡せます。見事な眺望のはずです。

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看板と照らし合わせても、山の名前がわかりません。「登山あるある」ですね。

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介山荘を見下ろす風景です。美しいです。

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ケルン越しに見る富士山。

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明らかに、右端の山脈は八ヶ岳です。

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向こうの山が大菩薩嶺です。

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眺めの良い場所で、おやつタイム。たぶんここが「賽の河原」の先の「妙見ノ頭」でしょう。

山の上で食べるナッツは美味しいです。富士山に行ったときに、すごく食べたくなったのですが、持っていかなかったので、食べらませんでした。今回は、しっかり一袋食べました。やはりうまい。

息子はマシュマロをバーナーで炙って、ビスケットに挟んで食べる「スモア(サムモア)」(s'more)なるお菓子を作りました。アメリカとカナダの伝統食だそうです。本来はビスケットではなく、グラハムクラッカーでマシュマロとチョコレートを挟むようです。some more から来ていると、息子が教えてくれました。私もひとつおすそ分けしてもらいましたが、甘すぎて、私は1つで十分でした。

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山頂で休憩していると、急に気温が低下してきたので、急いでザックからレインジャケットの上着を取り出し着ました。確実に摂氏20度を下回っていました。寒さに耐性のある私でも寒いと思ったくらいですから。

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石和町(左)と塩山市(右)が見下ろせます。

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標高2000メートル。

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雲行きが急に怪しくなり、とうとう雨も降り出しました。ザックからレインジャケットのズボンを慌てて取り出し、ザックにカメラをしまい、ズボンを履き、ザックカバーをかけました。カメラを持っていくときには、やはり防水バッグが必須だと思い知らされました。買おうか買うまいか直前までアマゾンを見ながら考えていたのですが、結局買わずじまいでした。しかし、大粒の雨が時折パラパラと降る程度で、土砂降りにはならなかったので、今回は防水バッグは必要ありませんでした。

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このあたりで、息子と同じくらいの年齢の女子3人組とすれ違いましたが、2人は軽装で、上着は半袖シャツでした。すれ違った後、上着があるといいな、と感想を漏らしているのが耳に入りました。明らかに寒そうでした。彼女たちは、初心者コースを通ってきたようなので、その後1時間程度で下山できたはずです。山の天気はコロコロ変わるので、下界の気温が高くても、薄着は危険ですね。

この後は雨でしたので、写真は撮れませんでした。

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ようやく山頂に到着。日本百名山の3つ目登頂です。日本百名山の中で、私が(息子も)登頂したのは、富士山、筑波山、大菩薩嶺のみです。まだまだです。というか、日本百名山のすべてを登頂することは絶対に無理ですね。その前にお金も体力もなくなってしまうし、寿命も尽きてしまうでしょう。

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写真はあまり撮りませんでしたが、こういう倒木がいたるところにありました。

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これが雷岩です。ここを写真右に進むと、唐松尾根です。今回我々が選んだ下山コースです。ここも大雨で道がえぐれていて歩きにくかったです。道に迷いそうになることはまったくないのですが、けっこう足(脚ではなく)に来ました。

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鹿に遭遇。写真には2頭しか写っていませんが、3頭いました。鹿の鳴き声が聞こえたので、目を凝らして見つけました。望遠レンズを持っていけばよかったです。

下山後は、201号線から青梅街道(大菩薩ライン)[411号線] を通って、丹波山経由で帰りました。丹波山の道の駅にある温泉「のめこいの湯」に行こうと思ったのですが、あいにく木曜日は店休日でした。仕方がないので、奥多摩温泉もえぎの湯に変更。夕食は、タンパク質を補うために煮豚定食(息子も同じメニュー)。

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温泉の湯はアルカリ性がかなり強いようで、いつまでも肌がつるつるする状態が続きました。たいていどこも、つるつるする状態は入った直後で終わるのですが、最後までつるつるしていました。そうとう角質が溶けたようです。逆に言うと、お湯には他人の汚い皮が溶け込んでいるということでしょう。湯上がりに、私は牛乳を飲みました。いつもはコーラなどの炭酸を選ぶのですが、今回はなぜか牛乳が飲みたくなりました。よほど疲れていたのでしょうね。

おそらく、「平成最後の夏」の登山はこれで終わりでしょう。この夏は長男と二人で西沢渓谷、富士山、大菩薩嶺を登りました。大満足の夏でした。いよいよ大学の授業も始まりますが、夏休みを堪能したおかげで英気が養われ、仕事をしたい気持ちがようやく強まってきました。バカンスは本当に必要ですね。

唯一残念だったのは、息子が自動車教習所の卒検に落ちて、今回クルマを運転してもらえなかったことです。いい練習になったのにね。

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これはお土産のブドウです。

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レインウェア用のNIKWAX TECH WASH強力撥水剤は、確かに撥水効果は高いのですが、ジャケットの内側まで撥水加工するので、GORE-TEXの透湿性が失われるようです。ジャケットの内側が汗で濡れてしまいました。洗濯用洗剤のほうは使えると思いますが、撥水剤の方は、GORE-TEXには使わないほうが良さそうです。面倒くさいですが、モンベルの専用スプレーを買って、5回吹き付ける処理をしたほうが良いと思いました。



NIKWAX(ニクワックス) TX.ダイレクトWASH-IN EBE251 【撥水剤】

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  • 出版社/メーカー: ニクワックス(NIKWAX)
  • メディア: スポーツ用品




つま先の剥がれたトレッキングシューズですが、ダイソーで買った靴底補修用ボンドで補修できました。片方だけ5mmほど剥がれたので、再度補修しておきました。これは使えます。

同じくダイソーで買った108円の携帯用座布団ですが、これも使えます。登山では岩場に座ることが多いと思いますが、お尻が痛くなりません。富士山ではご来光を待つ間、土の上に座らざるを得なかったので、私はZIPLOCKに入れた濡れた服を下に敷きました。痛みはなかったのですが、体温が奪われました。このウレタンの座布団なら、その心配はありません。これは役に立ちます。

靴擦れ防止用のスポンジテープも、効果てきめんです。今回は、下りで、右足の小指の付け根が少し痛くなりましたが、テープを貼っていったので、軽くて済みました。1枚しか貼らなかったのですが、二枚重ねにしたら、痛みをまったく感じなかったかもしれません。アマゾンで送料込みで101円で買ったのですが、これも役に立ちました。






おやつはナッツの他に、LOTTE CRANKYも持っていきました。必要なかったかもしれません。山の上では、チョコレートが美味しく感じるものですが、今回は、さほどではありませんでした。だいぶ余らせてしまったので、がんばって食べます。本当はチョコ好きではないのですけど。

最後に、先日、アマゾンで3000円で買ったトレッキングポールの使い心地の感想を述べます。石づきがついている先端(回転させて締める部分)がすぐに緩んでしまうので、登山中、何度か回して締め直しました。登る前にしっかり締めておく必要がありそうです。バンドみたいなもので締める方は緩みませんでした。製品自体悪くはないので、私の使い方が悪かっただけでしょう。素材はカーボンではないので、多少重みを感じますが、雷が落ちる心配もないので、そこは安心できます。握る部分はウレタン素材で使いにくかと思ったのですが、滑り止めのついた登山用の手袋をしていたので、そんな印象はまったくありませんでした。

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そうそう、明日息子がいったんアパートに戻るとのこと。数日後また戻ってくるのですが、なんだか寂しいです。いつまで経っても子離れできません。

おまけ。ドライブレコーダーの動画のスクリーンキャプチャーです。奥多摩湖(小河内ダム)のあたりで、3匹の猿に遭遇しました。堂々と道路の真ん中を歩いていました。そのうちの2頭は右に寄って車を避けて、残りの1頭は左に寄って、電柱を登っていきました。東京は猿も住むような田舎なんですね。

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