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「腐った林檎」との戦い [コンピュータ・ネット・テレビ]

Appleのサポートセンターから電話があった。仕事中だったので出られなかったが、用件としては、先日修理を依頼したMacBookの不具合の詳細を確認したいとのこと。授業時間の合間を縫って電話をかけ直した。しかし、5分以上ジャズを聞かされている間に、次の授業の開始時間になってしまった。授業後、アップルのサイトを検索し、そこからサポートセンターに予約を入れ、明日電話をかけ直してくれるように頼んでおいた。

技術者が修理を保留するということは、不具合が発生していないということに違いない。現に、私が使用しているときには、バタフライキーボードのキーが戻ってこない症状が出ていた。また、ふだんから、特定のキーの反応が悪く、誤入力ばかりでストレスが溜まることが日常茶飯事だった。何度も何度も入力し直さざるをえない時間を発生させるMacBookは、私の人生を削っているようなもの。そう考えると腹が立ってくる。

たまたま技術者の手元では不具合が発生していないからと言って、未来永劫発生しないわけではない。この2年間ずっとキーボードのできの悪さに苛立たされてきたのだから、キーボードそのものを交換するくらいのことはしてもらってもバチは当たらないだろう。

もし修理を拒否されたとしても、手元に戻ってきたらすぐい再度依頼することになるから、二度手間になる。拒否されたら、何度も電話するつもりである。

いま修理を保留しているとなれば、私の手元に帰ってくるのが遅くなるわけだから、それにもむかっ腹が立つ。

今回「も」きちんと修理してくれなかったとしたら、一生Apple製品は買わないつもりだ。iPhoneも同様である。そして、Appleへの恨みを語り継いで、(ムダに高い)Apple製品は買ってはいけないということを家訓にさせてもらうことになるだろう。もちろん、他人にもそうアドバイスする。

上で「今回も」と書いたのは、何年も前の話になるが、iPodの修理を依頼したときにも、拒否された経験があるからだ。今回は、バタフライキーボードの不具合が多いので、アップルは無償修理をすると公式ホームページに書いている。リコールと同じようなものだろう。なぜリコール修理を拒否するのか、消費者にはまったく理解できない。スティーブ・ジョブス亡き後のアップルはまさに「腐った林檎」になってしまったのだろう。その前から、腐っていたのかもしれないが。

しつこいようだけれど、バタフライキーボードの出来は最悪である。古いMacBookProのほうが100倍はマシである。MacBookProのキーボードを使っていると誤入力がほとんどない。それは、私がパソコンを使えないわけではないことは明らかに示している。間違いなく、MacBookのバタフライキーボードのデザインに瑕疵がある。これは私の思い込みではなく、この瑕疵はユーザーの間ではもはや常識である。

追記の追記:

電話で確認したら、キーボードの交換は無償でしてくれるのだけれど、オーディオボードに水が浸入していることが発覚したので、そちらのほうの修理もするかどうかの確認だったらしい。いずれ音が聞こえなくなる可能性があるという。私としてはスピーカーから出る音に関して特に不具合を感じたこともないし、水をこぼしたこともないので、最初、その話をされたときに、どういうことかまったく理解できなかった。もしかしたら、机の上に置いてある水槽の水を取り替えるときにこぼれたのかもしれない。あるいは、魚がバシャンとはねた水に気づかずに、乾くまで放置していたのかもしれない。よくわからないが、音が出なくなったら、Bluetoothのスピーカーでも買って聞くしかない。修理代には5万円以上かかるらしい。スピーカーなら5000円。その10分の1で済む。さらに5万円も出すなら、中華製のノートパソコンが買える。私なら、MacBookのパクリの中華PCを選ぶ。





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