Chet Baker ~ Every Time We Say Goodbye [音楽・楽器]
ミュージシャンばかりではないけれど、クリエイティヴな仕事をしている人は、生み出さなければいけないというプレッシャーを常に感じている。
すでにあるものを加工する工場労働者とは違って、クリエイターというのは、ゼロから何かを作る仕事をしている。クリエイターは、オンとオフが明確ではなく、つねに頭が回転していて、心も体も休む暇がない。しかも、いつ自分が何も生み出せなくなるかという不安を抱えて生きている。生み出しても、それが売り物になるのか、自分の人生はここで終わるのではないのかと怯えていて、気が休まらない。
ミュージシャンが、ライブ・コンサートなどで、ファンに感謝している姿を見ると、そこには表現されていない部分を感じて辛くなってしまう。
私が、チェット・ベイカーを聞くようになったのは、彼が謎の転落死を遂げてからだ。私が一人暮らしをしていた若い頃深夜によく聴いていた。彼の甘い声と物悲しいトランペットは、私の切ない気持ちを慰めてくれたのだけれど、聴いているうちに、だんだんあちらの世界(死)に引き込まれてしまいそうになり、ぐいっと自分に歯止めをかけるのが辛かった。
いまも私は辛くなると、チェット・ベイカーの曲が聴きたくなる。すでに進むべき道から転落しているので、彼をまねてわざわざ転落死する必要はなさそうだ。
6 ESSENTIAL Strumming Patterns EVERYBODY should know! [音楽・楽器]
基本的なパターン、8ビートと、16ビートを覚えると、あとは曲に合わせて自然にできるようになるのですが、こんなふうに体系的に教えてもらえる機会はめったにないですね。ありがたいです。
Don't look back in Anger Guitar solo (TAB) slow [音楽・楽器]
バカ動画投稿:唾はき、生ゴミテロ、風呂プレーで人生破滅(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
客商売は、ストレスフルですから、爆発したくなる気持ちもよくわかります。店長は偉そうだし、客も偉そうだし、誰にもまったく感謝されないのに、逆に客に感謝しなくてはいけないし、つねに馬鹿にされている感じがあるし、むだにこき使われて忙しいし、給料は不当に安いのに、正社員みたいに責任を取らされるし、将来は不安だし、そんな不愉快な人生を送っていれば、誰だって鬱憤晴らしをしたくなるのは当然です。
そんな鬱憤晴らしをする人は、昔からいました。いなかったという証拠はどこにもありません。誰だって、スネに傷はあるでしょう。それが、動画投稿サイトが普及することで世間に知られるようになっただけです。
これはジョージ・オーウェルの予言した『1984』のような監視社会が確立しつつあることの証拠でしょう。SNSの普及がそれを後押ししています。むしろ、我々はそちらのほうに恐怖を抱くべきです。
このところ、パイロットや客室乗務員が搭乗前や搭乗時に飲酒をし、呼気からアルコールが検知されるという事件がよくニュースになりますが、これも昔からあったのでしょう。検査が厳しくなったために、そういうケースが頻繁に発覚し、白日のもとに晒されるようになったわけです。
昔の人たちは、ふつうに飲酒運転をしていました。昔、郊外の居酒屋チェーンにはたいてい駐車場がありました。そんな居酒屋が姿を消してきたのは、この20年くらいの間です。クルマで居酒屋に行くということは、当然、飲酒運転をすることを前提としています。そういうのが禁止されるようになったのはよいことです。
というふうに考えると、バイトテロやパイロットのアルコール検知などのニュースは、むしろ、お客側としては安心感を得られる材料なのかもしれません。最近の若い奴はマナーが悪いなんて、偉そうに叱る人は、怒りの感情を捨てて、我が身を振り返り、自分たちが筋違いなことを言っていると思うべきではないでしょうか。