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日本の観光地はなぜ「これほどお粗末」なのか [お出かけ]

日本の観光地はなぜ「これほどお粗末」なのか | レジャー・観光・ホテル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

日本の観光地の多くは足を運ぶ価値がない、とアトキンソンさんはおっしゃっています。まったくそのとおりです。

子供がまだ小さかったときは、どこかへ連れて行ってやることが彼らの体験学習になりましたが、大人には、日本の観光地を訪れることはあまりにもくだらなすぎて、結局、道の駅のようなところで買い物をして帰るだけの行為にすぎません。とはいえ、どこの店に入っても食事がうまいわけではありません。自分で作ったほうが安いし、うまいくらいです。ホテルや旅館に泊まったとしても、建物の外観や室内があまりにボロすぎて、昼間見ると廃墟同然です。幽霊が出そうです。家に戻ってきて、「ああ、やっぱり家が良いね」なんて言う家族の声を聞いたら、行かないほうが良かったと思ってしまいます。実際、毎回そう言われていました。そういう残念な観光旅行をこの20年ほどの間に繰り返してきて、さすがにお金の無駄遣いだと気づきました。

近頃は、そんな観光地に、よりいっそううんざりさせる要素が加わりました。あふれかえる外国人観光客です。その多くはアジア系外国人で、まるで、東南アジアに来たかと錯覚するくらいです。もちろん、それが白人であっても、不愉快です。私は人種差別主義者ではありませんが、日本の観光地では、日本の風情を味わいたいと思っているのに、外国の雰囲気を味わうことになるのですから、それも辟易します。

ということで、この数年、宿泊を伴う国内旅行をまったくしていません。

アトキンソンさんによると、日本の観光地はしょぼすぎて、外国人観光客にお金を落としてもらう機会を損失しているそうです。その過ちに気づかないと、日本の観光産業は儲からないというのです。しかし、日本の環境産業が今までどおり、その事実に気づかずにいてくれて、日本に飽きる外国人が減ってくれたほうが、個人的には嬉しいです。彼らは邪魔ですから。

外国人を見たくないなら、彼らが来ないような地味な観光地に行けばいいじゃないかと言う人がいます。しかし、そんなところはよりいっそう魅力がないのです。わざわざ行く価値はありません。