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洗車しました [クルマ]

ガラスの油膜と水垢をキイロビンゴールドを使って取ったばかりですが、今日改めて、水拭きして確認してみたら、まだきれいに油膜が取れていなかったことがわかりました。実際は油膜というより、撥水剤です。撥水剤は雨を弾くのでいいのですが、きれいに塗れていないとワイパーの拭きむらの原因になるようです。その筋のせいで雨の日に非常に見づらくなるし、ワイパーがギシギシなるので鬱陶しく思います。今回はキイロビンゴールドと付属のスポンジを使って手作業で完全に除去しました。作業後に何度も水拭きして確認しましたが、きれいに取り除けたようです。雨の日が楽しみです。

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実はその前に、クルマの右側をコンパウンドを使って磨きました。ボディが無数の小キズで白っぽくなっていたのです。黒いクルマだから、くすみのせいでよりいっそう古ぼけて見えてしまいます。面積が広いために、手作業ではなく、インパクトドライバーに専用のスポンジを取り付けて、一気呵成にやっつけました。手が痛くなってしまったので、左側はやらなかったのですが、左右の違いは一目瞭然です。数年おきにコンパウンドで磨くのは、クルマをきれいな状態に保つためには効果的な方法だと思います。

コンパウンドで磨いたついでに、数年持つらしいガラスコーティング剤をネットで購入し、DIYで加工しておきたかったのですが、今回は節約のために諦めました。1年半以上前に買ったと思しきLOOXが使いきれずに残っていたので、それを使ってコーティングしました。LOOXの撥水効果は2、3ヶ月ですが、それでもツヤツヤになったので、満足です。

左側は、気が向いたらやっておきます。

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ピアノの鍵盤の保護カバーが届きました。黒にしておいてよかったです。下に鍵盤の一部が見えますが、女性の下着がチラリと見えているみたいに見えます。


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なので [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「なので」を文頭に用いる話し方や文章が嫌いです。文法的に間違っているものがすべて嫌いというわけではないのですが、馬鹿の一つ覚えみたいに「なので」を連発する人を鬱陶しく思います。若い人たちの間で流行している用法のようですが、年甲斐もなくオジサンやオバサンが使うのは勘弁してほしいです。虫唾が走ります。

学生と話しているときに、「なので」を使われると、「こいつ、失礼なやつだな。なめやがって!」と瞬間的に感じます。就職活動の時までに、その話し方は直す必要があることに、こいつは気づくだろうかと思います。わざわざそんなことを指摘するようなお節介な人間ではないので、右から左へと流しますけど、自分の長男もその表現を使うので、さてどうしたものかと思案しています。

「なので」の代わりになる言葉として、話し言葉の場合は「そういうわけですので」あたりが無難でしょう。「したがって」「そのため」は少し硬いですね。「それゆえ」も「よって」も「それがために」も文章語ですね。

「だから」は、昔々、学生時代に先生に対してうっかり使ってしまい、「お前は何様のつもりだ。偉そうなんだよ」とこっぴどく叱られ、トラウマになっているので、私は文章語でもできるだけ使用を避けています。

他の方法として、代替語を使わずに、「〜ですから」「〜なので」という具合に前の文とつなげ、重文として使うことも可能です。そうすれば、「なので」を独立接続詞として使わずに済みます。会話でも文章でも、表現を工夫しているぞと相手に気づかせてやれば、余裕があるところを見せられるかもしれません。

セルフィンプレコが虫の息 [ペット]

セルフィンプレコが死にそうです。6匹いたコリドラス・アルビノは現在2匹にまで減りました。みんなどんどん死んでいきます。エアコンを使わないので、水温が高くなっているせいでしょうか。それとも水が合わないのでしょうか。あるいは、餌がまずいのでしょうか。

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もし全部死んでしまったら、しばらく熱帯魚を買うのをよそうかと思っています。消費税が上がるのですから、電気代の節約もしなくちゃいけないでしょうしね。

追記:写真は載せませんが、今朝死亡していました。寂しくなりました。(2019年8月31日)

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今日イオンに行ったのですが、驚いたことがありました。 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

今日ひとりでイオンに行ったのですが、驚いたことがありました。

カルディで買い物を済ませ、外に出たら、思いがけずレストラン街に出てしまいました。めったに通らないので、それぞれのお店のメニューを見ていたら、全体的に大きく値上がりしているのに気づきました。

私が家族そろってショッピングモールに行って月1くらいでレストラン街で食事を楽しんでいたのは、10年くらい前まででしょうか。いまは数年に1度も行きません。そのころのランチの相場は1000円以下でした。いまはラーメンですら900円前後で、定食は1300円も出さないと食べられないようです。消費税が上がったせいでしょうか。

ショッピングモールのレストラン街は、もはや私のような貧乏な庶民が気軽に食べに行ける場所ではなくなりました。有閑マダムが友人とランチを楽しむためにしか利用できない場所になったのでしょう。唯一我が家が行ける場所がサイゼリアです。とはいえ1年に1度行くかどうかです。ココスもジョナサンもガストもめったに行けません。

受験勉強中の次男がよく気晴らしのために友人とイオンのゲームセンターに行くのですが、食事せずに帰ってくるのを不思議に思っていたのですが、そういうことだったかと、ようやくわかりました。昔、私はマクドナルドで単品で100円以下の豚肉のハンバーガーを2個買って、フードコートで水を飲んでランチにするということをしていましたが、今はそんなことすら出来ないようです。

去年まで、仕事の都合で、週に1回だけ外食をしていました。常連になっていたのは「松のや」という揚げ物のお店です。安い定食は500円台からあります。そういうところしか行かないので、ショッピングモールが庶民すら近づけない場所になっていたという認識がなかったのです。

私は妻と疎遠になるのと比例して、俗世界の事情にだいぶ疎くなったようです。

私は食事中の沈黙に耐えられずテレビのスイッチを付け、ニュースをチェックするのを習慣にしています。そういうときしかテレビは見ませんが。たいていあまりにつまらないのですぐに消すのですが、ものの3秒もしないうちに妻は「はあ~」という深いため息を付いて(毎度のことですが、私のやる気を奪う強力な兵器なのです!)、リモコンを私から奪い、テレビをつけます。私にとってはあまりにくだらなすぎて時間の無駄だと思う番組を見ながら、妻は食事を続けるのです。私がくだらないと思うのは、最近流行していることとか食べ物の情報です。そういうくだらないことを知っておくことが、時代の流れについていくためには重要なのかもしれません。でも、私はそんなものに振り回されたくないのです。

覚悟はできていますか [雑感・日記・趣味・カルチャー]

そろそろ危機感を持ったほうが良い~自動車産業が日本経済に示す黄色信号(中村智彦) - 個人 - Yahoo!ニュース

昔々、日産という自動車メーカーが経営難に陥り、どこの馬の骨かわからない男がやってきて社長になりました。「コストカッター」だとか「コストキラー」だとか呼ばれ、いい気になっていたその無慈悲な男は、日産の経営を立ち直らせるために、外国人としての「しがらみ」のなさを利用して、大リストラを断行しました。

そのときに私は悟りました。労働者は生産者でもあり、かつ消費者でもあるゆえに、この方法がブーメランとなって日産に返ってくることを。

従業員を解雇すれば、彼らは消費者でもあるのですから、日産のクルマが売れなくなるのは間違いがありません。日産に勤務する従業員が親族に一人でもいると、その人の縁もあって、うちも日産にするかとなって、芋づる式に何台も日産の車が売れることが昔はありました。しかし、その人がクビになったと聞くと、「日産という会社はそういう無慈悲な会社なんだね。そんな会社にわざわざ貢ぐのも癪だから、これからは日産車は買わないようにしよう」と言うことになり、パタリと売れなくなるのです。

内需というものはそういうものです。「しがらみ」を理解しない日産の社長は、内需を捨てて、外需を優先しました。同じことは自動車産業だけではなく、たとえば電機メーカーのような他業種でも行っています。その結果、内需は沈没していきます。

内需を捨てても、外需に頼ればなんとかなるというのも限界があります。外国でも国内と同様に、諸事情により、ものが売れなくなることもあります。いまがまさにそうです。そうなると、内需も外需も不活発になり、企業は経営難に陥ります。輸出のみに頼ってきた他の分野もほぼ同じ状況でしょう。

自分たちの会社の経営を優先すると、回り回って他の人たちにも悪影響を与え、それがまたブーメランとして戻ってきて、社長のクビをチョキンと刎ね飛ばすことになります。

内需の重要性を無視した企業経営者や為政者たちの浅知恵のために、20年経ってようやくその悪影響がよりいっそう大きな波として戻ってきました。

その大波に飲まれて、いままさに日本は沈没しようとしています。

日本では、この深刻な状況をいまだにわかっていない企業経営者や為政者がふんぞり返っています。庶民の実質賃金がだだ下がりの不景気下で、自公政権は10月に消費税の増税を断行しますが、アベノミクスの効果が出て、増税できるくらい景気が良いんだ、と言うための増税にしか思えません。

阿呆な経営者や為政者についていった一般庶民を待ち構えているのは、断崖絶壁です。谷底は相当に深そうです。落ちたら生きては戻ってこられないでしょう。

みなさんはもうすでに覚悟はできているのでしょうか。


コマンドフックとキイロビンゴールド [家・DIY・修理]

洗面器と手桶を引っ掛けるためにコマンドフックを買ってきました。耐水性のものです。本当はマグネットのものがほしかったのですが、売っていませんでした。

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風呂場の排水口にとりつけるゴミ受けも398円だったので購入しました。ゴミ取り用のネットを週1回交換する作業は不潔なので嫌いです。しかし、こういう仕事は私がやらされています。排水口にゴミが溜まって水が流れなくなったり、コーキングのところにカビが生えまくっていても、妻は何週間も放置し続けて平気な人たちなのです。妻の実家に行くと、まさに風呂場がその状態です。その性格は親譲りなのでしょう。

この新しいゴミ受けは水流によってゴミが中心部に溜まるように設計されています。溜まったゴミはまとまっているのでそのままポイっと捨てられるらしいです。効果があるのかどうかわかりませんが、試してみます。我が家の排水口にはなんの加工もせずにピタリとハマりました。調整も効くようです。

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車のフロントガラスが水垢だか油膜だかわかりませんが、白っぽくなって、雨の日に見づらいし、ワイパーで拭きむらが出るので、キイロビンゴールドを買ってきました。手でやっても時間がかかるので、インパクトドライバーにアダプターをつけ、スポンジで一気にコーティングやら油膜らや水垢を除去しました。除去後は、ワイパーの拭きむらもなくなり、視界が良くなりました。ワイパーのせいで、拭きむらができていると思っていたのですが、私の勘違いでした。

作業中にドアミラーに大きなスリ傷を見つけました。どこかのスーパーの駐車場でやられたのかもしれません。しかし、コンパウンドで磨いたらきれいになりました。そのままだと無防備なので、ワックスをかけておきました。

その勢いで、鏡面仕上げのコンパウンドで、ボンネットも磨いておきました。面倒なので、ボンネットのみにしました。屋根やドアにも水垢がたっぷりついているので、いずれやっておくつもりです。施工後に改めて(メガネを外して)見ると小キズは消えていませんでした。本格的に磨くなら、目の粗いコンパウンドを使う必要があるのかもしれません。


ドラゴンフルーツ、愛犬、カプラー [雑感・日記・趣味・カルチャー]

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行きつけのスーパーでドラゴンフルーツが1個99円で販売されていたので、買ってきました。食べたことがあるのかないのか、記憶が定かではありません。もしかしたら初めて食べるのかもしれません。

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マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の主人公のようになにか記憶が蘇ってくるかと期待したのですが、何も思い出せませんでした。マドレーヌじゃないと駄目なのかな。さて、残りの半分、どうしようか〜

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この矢印のカプラーの外し方がわかりません。ツメを押して引いて外すくらいは知っていますが、どれがツメなのかがわかりません。以前、この下にあるセルモーターのネジを緩めようとして、カプラーの一部を破壊してしまったので、その破壊した部分がツメだったら、手では引っこ抜けないということになりますね。

カプラーが引っこ抜けるのであれば、セルモーターの交換作業に取り掛かるつもりです。しかし、固くて抜けません。カプラーを外すための専用のペンチも販売されているようですが、そんなものまで買わなければいけないのでしょうかね。ディーラーに持ち込んで、引っこ抜き方をただで教えてもらうのも、気が引けますね。いつも何も買ってやらないので。

この頃は季節柄、エンジンの始動時に踏みつけられた猫みたいにギャッという悲鳴を上げることはまれです。真冬に、そろそろヤバそうだなということになってから作業をしてもよいのかもしれません。面倒くさくなりました。

とはいえ、エンジンオイルは交換時期です。オイルフィルターは半年前に交換したので、むりに交換する必要もないでしょう。エンジンオイルだけなら、簡単です。

タイヤをチェックしたら、まだローテーションしないほうが良い感じでした。後ろのタイヤの摩耗のほうが大きかったのです。ローテンションするのは半年後ですね。



電子ピアノのカバーを買う [音楽・楽器]




電子ピアノのカバーを買うことにしました。白か黒かで10分ほど悩みましたが、最終的に黒を選びました。女の子ならピンクとかもいいのでしょうけど、オジサンは、服でも靴でもカバンでも車でも自転車でもなんでもかんでもブラックを選んでおけばハズすことはないというのが私の持論です。(ちなみに、コーヒーはブラック派です。)他のショップでは、無地のもので安価なものが販売されていますが、猫のイラストがかわいいので、これにした次第です。"Steinway & Sons"とプリントされているもの見つけましたが、私のはYAMAHAの電子ピアノですから、さすがに恥ずかしいです。

鍵盤の隙間にホコリが入らないように、練習し終えたら、購入時に電子ピアノが入っていたポリ袋を上にかぶせて、ファイルなどを上に載せて風で飛ばないようにしています。見てくれが悪くて、ガサガサうるさいし、貧乏くさいんですよね。

ピアノを練習し始めてから半年以上経っていますが、メロディーばかり弾いているので、左手がぜんぜん動きません。そりゃ、左手の伴奏が指1本ずつで、何度も弾いたことがある簡単な曲はできますよ。でも、コードの伴奏は難しいですし、退屈なんです。

いまは上達したいというよりも、弾いて楽しみたいという気持ちのほうが勝っているので、それはそれで、無理な努力は必要ないのかもしれません。

語学と一緒で、上手になりたいとか、コンテストで優勝したいとかではなく、コミュニケーションの道具として使って楽しい気分になりたいという感覚に似ています。そういう姿勢を軟弱だとか、ピアノをなめているとか言って否定する人もいるかも知れませんけど、私にとっての楽器演奏は仕事ではなく、単なる趣味や気晴らしの一つですから、ストイックな練習なんか絶対にしたくありません。そんなことをしたら、フラストレーションがよりいっそう溜まって、ピアノが嫌いになってしまいます。

「コンビニ時短営業は利益が減る」セブンの主張がファミマの実験で崩壊してしまう | BUZZAP!(バザップ!)

セブンイレブンの経営陣は、自分たちの生活と株価しか考えていないのかもしれません。お客のことや店主のことなんかどうでもいいんでしょう。ちなみに私は23時以降のコンビニに行ったことはありません。というか、昼間もずいぶん長い間足を踏み入れていません。コンビニはなんでも高いし、行く用事もないですから。コンビニに行くなら、ドラッグストアかスーパーに行きます。貧乏人はみなそうしているはずです。


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なんとかペイと富士登山はどうにかすべきです [雑感・日記・趣味・カルチャー]

ナントカペイ的なサービスに、店舗から思うこと - sunawachi.com「レザー・コラム」

なんとかペイは、店舗としては設置にお金がかからないし、現金払いに慣れていないと言われている外国人観光客にも便利だとマスコミは歪んだ報道をしていますが、店舗側から言うと、他にいろんな問題が生じるのですから、なるべく利用したくないのは明らかです。基本的には、サービス利用で店側に利用代金を請求し、さらに顧客の個人情報を集めてどこか怪しい組織にビッグデータとして売ることが目的のビジネスモデルらしいですから、そんな連中に利用されたくないですね。

先日、とあるホームセンターに行ったときに、「PayPayをご利用される方はサービスカウンターにお越しください」と書いてありました。店側にとっても、利用されたくないのは一目瞭然でした。これでは顧客としても使いにくいでしょうね。偽札が横行し、貨幣が信用できないという中国で一般化した日本のQRコード技術を使った決済方法は、偽札が流通しない日本では流行しないと思います。QRコードを使った決済システムなんか、Amazon Goが一般化するかもしれないことを考えたら、もはや呆れ返るほど時代遅れだと思います。ちなみに、使っている人を私は見たことがありません。私の場合は、クレジットカード払いができない場合は、電子マネーのSUICA決済をするので、PayPayやら楽天ペイやらを利用する予定はまったくありません。

富士登山の「頂上ご来光」を見直す時期なのではないか | 経営と登山のあいだ

ご来光を名目に深夜から早朝の登山が行われ続けているは、山小屋の既得権益を守るためではないかと私には思えます。夏の間の1ヶ月学生が山小屋でバイトすると30万円も稼げるのだそうです。それくらい儲かる商売だということでしょう。頂上の山小屋の豚汁は、大してうまくもないのに、800円ですからね。夏の2ヶ月間商売すれば、残りの10ヶ月は遊んで暮らせるのかもしれません。(登山ツアーのガイドさんの日当は2万円だったと聞いていますが、彼らの労力を考えたら、そちらは安すぎるかもしれません。)

私が宿泊した山小屋の食事は、レトルトと思しきハンバーグとカレーでした。コンビニ弁当以下です。食事を食べ終わると、まもなく消灯の時間です。仮眠の時間は21時から2時まで。50センチ幅のスペースにぎゅうぎゅうに押し込められて、知らない人の横で雑魚寝するのですから、肝の座った人ではなければそうそう眠れるものではありません。当然、寝られない子供は親とおしゃべりをしだすし、うるさいのなんのって。私が泊まったときは、バイトが窓を開け忘れて、蒸し風呂状態になりました。仮眠すら取れる環境ではないのです。そんなサービスであっても、山小屋には数千円の宿泊料がかかります。マゾヒストではなければ富士山の山小屋には泊まるべきではないと思います。

確かに、0度前後の早朝の寒さに耐えながらご来光を待ち続け、雲海の上に太陽がちらりと見えた瞬間の高揚感は何ものにも代えがたいものがあります。俗世間のしがらみで腐りきってしまった心が洗われるようです。しかし、登山はご来光だけが楽しみではありません。他の山の場合、ご来光目当てに、深夜に危険な岩山を登るようなことはまずしません。ありえないことです。それを考えたら、ご来光を過剰に重視する富士登山の習慣はそろそろ一部のマニアだけがするものにすべきでしょう。ツアーを組むのは止めたほうが良いと思います。

富士山は10時間もあれば往復できる山ですから、一般の人は早朝に出発し、夕方戻ってくる方法を取るべきだと思います。それが一番お金がかかりません。8合目以上の夜の渋滞(追い抜くマナーの悪い人がいるので落石の危険性が非常に高いです!)にハマることもありません。明るい間に登山をするほうが危険を避けることができるはずです。山小屋の組合の人たちは、山小屋泊ではないと高山病の危険性があると主張します。しかし、山小屋に宿泊すれば、高山病の危険性がないという根拠はないのですから、その主張は論理的ではありません。本当に登山客の人たちの安全を考えているのかはなはだ疑問に思います。


他人と比べてしまう病:友人が苦手 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



私もこの方と同様に性格が暗いので、お気持ちがよくわかります。

私も友人が苦手です。友人というのは、赤の他人以上に、自分と比べる材料になってしまいがちですからね。自分を誰かと比べ出すと、どんどん闇に落ちて行き、止められなくなるのです。まさに無間地獄です。

落ちていく自分を止める方法として、私も川を使わせてもらっています。本当は大海原を見るほうがいいんですけど、埼玉は海がないので、すぐには行けません。ドブ川の土手を歩くだけでも少しは気が晴れます。若い時分、青梅線沿いに住んでいた頃は、多摩川を遡ったり、下ったり、鮎みたいなことをしていました。

考え事は精神的な疲労にしかなりませんから、かえって寝られなくなるものです。だから、わざわざ運動をして体を疲れさせ、眠すぎて考えられなくなるようにするのが一番です。

性格の明るい人は、井戸端会議をして、誰かの悪口を言ったりして鬱憤を晴らすのでしょうけど、暗い性格の人間にはそれができません。他人も自分のことを悪く言ってのかもしれないと思うと、逆に不安で眠れなくなってしまいます。

だから、私は若い頃、よく外に出て、むだに歩き回っていました。