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消費税増税でアベノミクスは終わる [雑感・日記・趣味・カルチャー]

消費増税の影響、「前回」と比べると... 3分の1が「意欲高まらない、控えたい」 : J-CASTニュース

明後日10月1日から8%から10%へのいわゆる「消費増税」が施行されますが、消費にバツを与えるような増税によって消費が増えることはありえず、むしろ消費の落ち込みは不可避です。

駆け込み需要も、マスコミが盛んに報道するほど、大きかったわけではないようです。あったとしても、トイレットペーパーなど、生活必需品の日用品の買いだめ程度。10月以降の消費の落ち込みで相殺される程度のものでしょう。

駆け込み需要がさほどなかった一つの理由は、増税による消費の落ち込みを回避するための「キャッシュレス決済」によるポイント還元やら、自動車取得税の減税など、政府が「万全な」(?)対策を講じたためであることは明らかです。

もう一つは、増税や社会保障費の負担増によって、実質賃金が年々下がってきているため、消費に回せる余力がすでにないという事実もあります。我が家はそのパターンです。

「もうこれ以上は、どうかしぼりとらねーでくれ、お代官様よォ。うちはもう子供に食わせる米もねーだよ。オラは、1年前から、米を食べてねーだ」

今回の増税は、確実に日本経済を悪化させるものです。人々の消費意欲の減退を生じさせ、結果的に安倍政権が自らアベノミクスを終わらせることになるはずです。事実、すでに終わっていますが。

安倍政権が終わることは、安倍がゾンビのように復活した当初から我々が心から願っていたことですから、早く終わるのはありがたいのですが、その尻拭いをしなければいけない次の政権が気の毒です。何より我々庶民(貧困層)の生活がボロボロになってしまったのですから、責任をとって安倍晋三には五輪後に切腹をお願いしましょう。安倍は、ゾンビですから、やはりプラナリアのように駆除するのはかなり難しいかもしれません。

いずれにせよ、我々が自らを守るためには、消費を極端に抑制することしかありません。もし物が欲しくても、新品は買わず、中古を買うか、誰かにタダでもらうようにするしかありません。シェアするもいいですね。もちろん間に貨幣を介在させないようなシェアですよ。「シェアリングエコノミー」という資本主義に組み込まれた経済活動ではありません。結局は高く付くサブスクリプションなんかも、もってのほかです。

消費を極端に抑制することで、明らかに悪い数字を安倍政権に突きつけ、安倍を政界から永久追放し、投資で飯を食っているような富裕層ではなく、霞を食って生きている労働者の生活を安定させることを優先する政権に交代させることです。

外出も、外食も、旅行も、レジャーもせず、ほんとうに何もせずに、エアコンも使わずに家でじっとしているだけで、安倍政権を打ち倒することができるかもしれません。そう考えるだけで、ワクワクしてきます。日本は香港とは違い、若者には元気がなく、年寄りもすでにヨボヨボですから、デモをするだけの体力も気力もありません。でも、じっと何もしないということだけはできます。外に出ることをやめ、毎日スマホで動画を見て、カップラーメンをすすって生きるのです。

さらに、安倍政権のアジア蔑視の気分に乗じて、嫌韓を煽り、反日分子に対する人種差別発言をし、世界中から訪れる外国人を嫌がらせの「お・も・て・な・し」をして追い出せば、消費がそれだけで減るわけですから、安倍政権は間違いなく吹き飛びます。精進しましょう。

小さな太陽光パネルで自家発電を! [家・DIY・修理]



7000円程度の投資で、テレビを見たり、洗濯機を回したり、お風呂のお湯を沸かす程度のことができてしまうなんて。いかに日本の電力会社が無駄なことをしているかわかりますなあ。

アメリカは軍産複合体が裏で牛耳っていると言われ、それに反発するトランプが大統領になっているけれど、日本は原発ムラを維持するための「電産複合体」が政治を支配していることが鮮明に理解できますね。

ああ、いやだ、いやだ。いずれ近いうちにベランダに太陽光パネルを設置して、部屋の照明に使ったり、エアコンを稼働しようかな。日本のクソ株に投資するよりずっと節約になるし、社会貢献になりますね。






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The SoapGirls - White Flag - Leicester [音楽・楽器]



ソープガールというのは、我が国が世界に誇るソープランドのソープ嬢のことでしょうか? 私はお世話になったことがないので、いまだにどういうところかその実態をいまだに知りません。もしかしたらソープ嬢は上半身裸でギターを弾いて歌う地下アイドルなのかもしれませんね。行ってみたい気がします。



この方はファミマからお金をもらっているのでしょうか。もしもらっていなかったら、ファミマもバイト代くらい支払うべきではないでしょうか。それくらい企業イメージを良くすることに貢献していますよ。



私の大好きな歌です。この歌もまたいすゞの企業イメージに貢献してきたと思います。



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電気も水道もなし 北アイルランドの田舎で暮らす高齢女性、潮流の最先端に? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

電気も水道もなし 北アイルランドの田舎で暮らす高齢女性、潮流の最先端に? 写真24枚 国際ニュース:AFPBB News

小泉進次郎ではないですが、これこそ「セクシー」な暮らしですよね。

「貧乏だけど子ども産みたい」「貧乏人は子ども産むなという主張がしんどい」と嘆くアラサー女性に応援の声「救いの手はいろいろある」 | キャリコネニュース

都会暮らしの場合は、かつてのような子供二人でふたりとも大学に行かせるような生活は難しいです。私も「結婚しなければよかった。子供を作らなければよかった」などと、毎日反省しています。

50代で「貧乏」と感じていたら、どうやって脱出する? | All About

貧乏人が貧乏から脱出する方法はありません。とどのつまりは、生活保護を受けることしかないと思います。したがって、いまから生活保護を充実させるような投票行動をするべきです。弱肉強食の新自由主義を信奉する自民党と、そのアクセル役の公明党を永遠に消滅させることですね。

豊田自工会会長も危機感、岐路に立つ東京モーターショー(日経ビジネス) - Yahoo!ニュース

死ぬほど働いても、5年落ちか7年落ちの中古の軽自動車かコンパクトカーくらいしか買えない給料しか払わなくなったバツですね。日本の企業が内需を軽視したことのツケが、巨大なブーメランとなって帰ってきたわけです。私もこうなることは20年前から予想していましたが、案の定そうなりました。私みたいなバカでも予想できたことがなぜお偉方は予想できなかったのでしょうか。本当のバカはどっちなんでしょうね。

バカで思い出しましたが、ドーハで開催された深夜の女子マラソンで、暑さに耐えられずに棄権した者が4割を超えたという報道を受け、マスコミは自分たちのことは棚に上げ、選手の都合ではなく、国の都合で大会の開催を決めたカタールを非難していますが、同じことを安倍にどうして言わないのでしょうか。私は日本での夏のオリンピックに反対の立場を貫いています。素人ですが、かつてマラソンにハマっていた時期があるので、真夏に42キロも選手に走らせることは人殺しだと信じています。選手だけではなく、ボランティアの人や、観戦者の中で、熱中症で死ぬ人が一人でもいたら、狂人の安倍が切腹して責任を取るべきですね。

排水管の掃除 [家・DIY・修理]

戸建て住宅で排水管の高圧洗浄のチラシが入ったらまず見て欲しい記事 | デキる主婦を目指すためのブログ

我が家にも、これと同じチラシが数年に一度ポストに入ります。一か所3000円というのも同じです。近くのマンションで作業するので、あわせて作業すれば安くなりますよ、というのが業者の釣り文句です。実際は家全体で5万円くらいかかるとのこと。

掃除ごときでそんなに掛かるのならば、自分で高圧洗浄機と専用のパイプ、および薬剤を用意して作業をしたほうがよいでしょう。自分でやれば、作業工賃は無料ですから、道具代だけで1万円から2万円で済むはずです。道具は他の作業(エアコン、壁、ベランダ、コンクリートの床などの掃除、洗車など)にも使えますから、買ったほうが断然お得です。

我が家の汚水桝は15年間一度も点検したことがありませんでした。急に恐ろしくなったので、慌てて家の外に出て、「おすい」と書かれている6か所の蓋をマイナスドライバーでこじ開けてみました。

蓋を開けるときに恐ろしい光景を見ることを覚悟したのですが、杞憂でした。その代わり、中から大きな蚊が2匹出てきました。暗闇に閉じ込めれていた虫を、期せずして救ってしまったようです。蚊の恩返しを期待したいところですが、奴らは恩を仇で返すことが常ですから、しっかり蚊取り線香で対抗しようと思います。それにしても奴らはどこからやってきて、どこへ行こうとしていたのでしょうか。

幽閉された蚊を解放した後、蚊に刺されないように注意しながら暗闇を覗き込んでみました。特に、汚れていると言うほどのものではありません。黒い泥みたいなものが少しこびりついているところもありましたが、概ねきれいです。風呂の水も流れるので、毎日掃除をしているようなものなのでしょう。

せっかくですから、泥汚れを散水ホースを使って勢いよく流しておきました。高圧洗浄機を使って、掃除をするほどのものではなさそうです。

これで今日はエアコン掃除を含めて、合計3万円ほど浮きました。高圧洗浄機も買わなくて良さそうです。(うちみたいな下層階級は、こういう暮らしをしているのです。)

掃除で思い出しましたが、以前、壁の緑ゴケを落とすのに、ベンザルコニウム塩化物液を吹きかけたという話を書きました。あの後の状態がどうなっているのかの確認をすっかり忘れていたのですが、昨日、確認してみたら、緑色がきれいさっぱり消えていました。ベンザルコニウム塩化物液の原液を100均のスプレーボトルに入れてシュッシュッと吹きかけておけば、その後、わざわざブラシでこする必要はないようです。消毒液として使う場合は、希釈する必要がありますが、壁に吹きかけるときは原液でもよいと思います。もったいないかもしれませんが。

ベンザルコニウム塩化物液は逆性石鹸というもので、殺菌消毒剤として使われます。ドラッグストアで買うこともできますが、600円くらいするようです。私はヨドバシカメラのネットショップで500mLを300円ちょっとで買いました。一般に販売されているコケ取りの薬剤は、同じくらいの分量で800円くらいします。これなら半額です。

逆性石鹸は汚れが落ちただけでは満足しない人の殺菌・消毒アイテム!|RELIVERS by あなたのマイスター



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自分の部屋のエアコンのクリーニングをしました [家・DIY・修理]

今朝は5時に目が覚めてしまったので、お昼の12時だというのに、夕方のような気分です。すでに相当疲れています。

妻が仕事で不在なので、今日は「鬼の居ぬ間に洗濯」をしました。やっとシーツ、枕カバー、パジャマが洗えました。ふつうの家庭では、家にいる事が多い妻が夫のためにしてくれる仕事かもしれません。夫はそんな妻に感謝し、円満な結婚生活が送れるのでしょう。一方、うちの妻はケチで意地悪で、利己的な人です。私の給料で飯を食っているくせに、自分のことは自分でしろなどと平気で言うダブルスタンダードな人です。だから、私の世話など一切しません。明らかに、私が死んだら、ゴミ箱に捨てるタイプです。

私の家を自分のものだと思っているうちのクソババアは、ふだん何もしないくせに威張りくさっています。口を開けば私への文句です。存在自体が嫌味です。

そんなクソババアが私の給料が振り込まれる銀行のキャッシュカードをなぜか自分のもののように所持しています。もちろん私だって現金が必要なので、銀行のカードを使うときがあります。先日、カードを巡って、こんなやりとりをしました。

「ソニー銀行のキャッシュカードはどこ?」
「はぁ? セブンのやつ?」
「違うよ。セブン銀行のATMを使っていても、あれはソニー銀行のカードなの」

「いちいち面倒くさい人だなあ」という不機嫌な顔をして、自分の財布を厭味ったらしく大きな音を立ててゴソゴソ、ジャリジャリ漁り、苦労してキャッシュカードを探し出したかのように、「ハイ」と、つっけんどんに私に手渡しました。まるで「なんでお前になんかキャッシュカードを渡さなければいけないのかわからないな」とでも言わんばかりの意地悪な態度です。

そもそもそのお金は私が粉骨砕身働いて稼いだものです。クソババアが勝手に使う権利はないのです。

一事が万事こうなので、何のために私は生きているのかわからなくなります。私は自分の敵に飯を食わすために、死にそうになりながら働いているのですから、お人好しすぎます。

そんな状況なので、クソババアが買い物などで家から出ていってくれるだけで、私の鬱々とした気分が晴れます。どんよりとした曇り空の隙間から明るい太陽の光がこぼれたような清々しさがあります。それもまた一瞬のことなのですけどね。

私が妻を嫌悪し、唾棄していることを妻の方もわかっているのですが、同じ家に住んでいるので、なんらかの理由で妻が私に近づいてくることがあります。そうなると私の心臓は急にバクバク鳴り出します。もしかしたら、妻に対してだけ発生する「パニック障害」かもしれません。いわゆる「妻源病」ですね。私は、また妻が何か私に嫌なことを言うのではないかと、とても心配になるのです。ほとんどの場合は何も起こらずに済むのですが、数回に1回は私を不愉快にさせることを言います。これは私の被害妄想ではありません。ほんとうに嫌なババアなのです。

クソババアに早くくたばってもらいたいと毎日毎日信じもしない神仏に祈願しているのですが、通説通り、嫌われ者ほど丈夫で長生きするようです。病気一つしません。だから他人の気持ちがわからないのでしょう。「かわいそう」と「ごめんなさい」は、20年以上の結婚生活の中で一度も聞いたことがありません。きっと他人に共感できない精神病患者なのでしょう。

私の命の方はあと数年持つかどうかです。私の心がすり減っていくのと比例するように、体重の方も減っています。この調子では、25年もすれば体重が0キロになる計算です。昨晩もろくに飯を食べさせてもらえず、空腹のあまり今朝早く目が覚めたわけです。まさに鬼婆です。

「鬼の居ぬ間の洗濯」の後は、自分の部屋のエアコン洗浄をしました。数年前にアマゾンで買った洗浄用カバーが劣化して、生地から水漏れするようになっていました。前回、リビングルームのエアコンの洗浄をした際にも気づいていましたが、こういうものは決して長持ちするものではないのですね。

今回もしっかり養生したにもかかわらず、壁周辺がびしょびしょになりました。かといって、新品を購入するお金もないので、次回は、その内側か外側にゴミ袋でもかぶせておいて、作業をすることにします。写真なんか撮る気にもなりませんでした。

先日クルマを買い替えたばかりの隣家の駐車場の前に、さきほど大きな電器屋さんのトラックが停車しました。隣人はどうやら大型家電を購入したようです。冷蔵庫は我が家と同様数年前に買い替えたばかりですから、今度は洗濯機かもしれません。これは消費税増税前の「駆け込み需要」ってやつですね。お金のあるところにはあるものです。我が家は米ソ冷戦のような状況でありつつ、同時に赤貧洗うが如しの生活を送っていますから、駆け込むほどの体力も電車賃も残っていません。疲弊しきっています。

長生きすればするほど、他人のゴミ箱を漁って、食料を探す生活をしなければいけなくなる可能性が高まるだけでしょう。できるだけ早くこの不幸な人生に終止符を打ちたいです。ピリオド。

ブログでは、誰かを不快にさせるような悪口を書いてはいけないとよく言われます。その通りでしょう。自分の妻を口汚く罵るようなことは私だってしたくはありません。しかし、そうでもしないと私の心のバランスが崩れて、傍若無人で厚顔無恥な妻によってうつ病患者にさせられてしまいそうなのです。

ブログを書く目的にはいくつかあると思います。よくあるのは、できるだけ多くの人に読んでもらって、広告収入を得るというものです。ビジネスでやっているブログですね。私はそっちタイプのブログは嫌いです。そういうものは当たり障りのない内容になっていることが多く、読む価値のある記事はまれです。ステルスマーケティングどころか、あからさまな提灯記事になっています。

私のブログは自分の人生の記録のためです。つまり、ただの日記です。私は日記を高校生の時からつけてきました。それをパソコンで書くようになり、ネットに公開し他人も読めるようにしているだけです。そもそも、自分のために書いているのであって、誰かに読んでもらおうという目的は強くはありません。ですから、悪口ばかり書いてあって、読みたくないなあと思われるのであれば、読まないほうが健康的な生活が送れると思います。

世間的には、たいてい男が悪者にされるものです。我が家では明らかに妻のほうが悪です。夫の悪口を書く女性の文章は受け入れられることが多いようですが、その反対の文章は嫌悪感を抱く人が多いかもしれません。そういうダブルスタンダードな偏見の塊の人たちへ、精一杯の嫌味を贈呈しているわけです。いらなければ道端にでも捨ててください。誰かがありがたく持ち帰ってくれるかもしれませんからね。

私がなんのためにピアノやギターや三線やウクレレの練習をしているかといえば、それはもちろん、妻が原因のストレスを緩和するためです。幸せな結婚生活を送っているのであれば、楽器なんかに興味はなかったはずです。汚れちまった悲しみを洗い落とすために楽器を奏でているのです。上達すればするほど、私の悲しみの深さが伝わる演奏になるはずです。

MacBook 12のUSB-Cフレックスケーブルの故障 [コンピュータ・ネット・テレビ]

MacBook 12のUSB-C不調の原因はホコリだったことが判明した話 | SmCo memory

私のMacBook 12はすでに数週間使えない状態です。

この方の場合は、ホコリでケーブルが奥まで差し込めなかっただけという単純なトラブルだったようです。しかし、私のMacBookの穴にはホコリはたまっていないので、このような対処法ではまったく解決しませんでした。

念のためググってみたら、MacBook 12インチのUSB-Cケーブル(内部のパーツではなく、電源のケーブルの方)に不具合があって無償交換されていると言う記事を発見。しかし、いまは交換プログラムは終了しているようです。しかも、私のは2016年のモデルで、プログラムの対象になっていたのは、2015年のモデルでした。

当初、私もUSB-Cケーブルの不具合を疑って、社外品を購入してみたのですが、充電できないというトラブルは解消しませんでした。

結局、本体に組み込まれているUSB-Cのフレックスケーブルの故障であったようです。(もしかしたら、ロジックボードにも問題があるのかもしれません!)アリエクスプレスのショップに交換用の部品を注文して自分で交換したのですが、しばらく使っているうちに外付けのHDDも認識されない状態になっていることに気づきました。その後ふたたび充電ができなくなり、今に至っているわけです。今は9年前のMacBook Proを引っ張り出してきて使っています。

改めて交換部品をアリエクスプレスの別のショップに注文したところ、待てど暮せど発送する気配が見られないので、別のショップに同じものを注文しました。そちらも発送が遅々として進まず、イライラが募るばかり。そうして、数日前に3件目のショップに注文し直しました。ようやく空港まで輸送している途中らしいです。中国の空港を出発するにはさらに数日はかかり、日本の空港に到着しても、またしばらく時間がかかり、云々、という感じですから、あと2、3週間は待たされることになりそうです。中国は4000年の歴史を誇る国ですから、我々の時間の感覚とはあまりに違い過ぎます。日本でアリエクスプレスが普及するには、配送時間のあまりの遅さの問題を解決しなければいけません。

もちろん、今回のトラブルに関する私のイライラはアリエクスプレスにぶつけるべきではありません。悪いのは欠陥商品を販売したAppleです。MacBook 12は販売中止になったそうですが、当然でしょう。ただちに全商品を回収して、顧客に返金すべきだと思います。

キーを押すと戻ってこないというバタフライキーボードの問題もあって無償交換修理もありましたし、私のMacBookの場合は、クリーンインストールをしても起動や終了があまりに遅かったり、ロングスリープ明けにフリーズするというトラブルもあります。大昔の「漢字Talk」の頃の不具合だらけでのできの悪いMacを思い起こしてしまいます。

スティーブ・ジョブス以降のAppleの姿勢には大きな疑問を抱かざるをえません。いま使っている2010年頃のMacBook Proは改造するのが簡単だったのですが、それ以降の製品は、改造を極端に制限するものばかりです。顧客の自由を奪う姿勢はAppleが本来有しているはずのリベラルな姿勢とは矛盾していると思います。

さらに、Appleの問題は、「断捨離」や禅を誤解しているところにもあります。ものを減らせば減らすほど良いというような姿勢は、リスクを分散できなくなり、ユーザーにとって不都合なことが多くなります。MacBook 12インチは、USB-Cのポートと充電のポートが兼用になっていますが、それがトラブルの大きな原因です。USB-Cのデータのやりとりができなくなるトラブルがあっても、充電できればなんとか使えるのですが、ポートが一つですから、それが壊れると充電とデータのやり取りの両方ができなくなるのです。

昔、テレビとビデオがくっついている商品が販売されていました。あればビデオが壊れるとビデオの修理を頼む間、テレビが見られないし、テレビが壊れたら録画もできないという恐ろしい商品でした。私は買わなかったのですが、きっと悲惨な目にあった人も多くいたはずです。機能を別々にしておけば、どちらかが壊れた場合、片方を入れ替えるだけの出費で済むのですが(時間の無駄もありません!)、一つが壊れると2つ分が使えなくなるわけですから、こんな迷惑な商品はありません。バブル期ではないのですから、壊れたからといってすぐさま新しいものに買い換えることはできません。自分で修理できるような設計になっていないと、ユーザーが不便を強いられるのです。

とはいえ、いまはいろんな機能を1台のスマホに突っ込んでいますが、それが壊れると、恐ろしい事態が待っていることにどれくらいの数の人が気づいているのでしょうか。