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私はルイ16世ではない [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「朕は国家なり(L'État, c'est moi.)」と言ったルイ14世になぞらえ、絶対主義的な姿勢を検察OBに非難された安倍ちんは、「私はルイ16世と同じではない」と国会で反論したそうです。

とんちんかんな安倍らしい発言ですが、安倍はお笑いコンビの髭男爵の山田ルイ53世に扮して、「私はですねぇ、トランプ大統領と電話で会談したのですが、ルイ14世というよりですねぇ、フランス革命で処刑されたですねぇ、16世のほうに近いということで、意見が一致しました。」と反論すべきでした。この後、マリー・アントワネットみたいな暴走夫人とともに断頭台に送られる運命なんですからね。神妙にしたほうがいいです。

安倍はまた「私は選ばれた人間だ」と発言したそうですが、国民が直接選んだ大統領とは違って、国会議員が間接的に選んだだけですから、そこまで威張るのはおかしいんですけどね。そういう発言されると、無性に腹が立ちます。この7年間、安倍にはむかつきっぱなしです。「アベノセイダー」と揶揄されようが、嫌いなものは嫌いなのです。たとえば飲み会に行って自分が注文したわけでもない嫌いなホヤを誰も手を付けなかったために、もったいないからお前が食え食え、と7年間毎日朝から晩まで言われているような感覚を味わっているのです。「てめー、ぶっ飛ばすぞ、コラぁ!」


ウルフキラー [音楽・楽器]



楽器によってウルフ音が出るものと出ないものがあるようで、幸運なことに私のは出ません。実は、アマゾンで買った安物の弦をつけたときに、G線だったと思いますが、Fの音ではなくて、開放弦の音以下すべての音で、ぞっとするほど気持ち悪くて耐え難い音がして、急遽、Pirastroを買って張り替えました。ウルフ音はその音に近いです。Pirastro(もともとついていたもの)にしてからはそういう音はしません。でも、一番細いA線がなんとも頼りないというか、他の弦とは相性の悪い音がして違和感があるので、A線だけでももう少し良いものにしたいなと思っています。とはいえ、安くても1本3500円から4000円もするので、手が出ません。

私のチェロはイギリスのメーカーの入門用のものです。ヤフオクで落札したので1万円でしたが、新品で買うと、7万円くらいになるようです。現地で買えば、£549から£625.00。1ポンド130.90円だから、日本円では、7.2万円から8.2万円くらいですね。ちょっと前までは1ポンド150円くらいでしたから、10万円くらいの安物のチェロです。テイルピースがプラスチックであること以外は不満に思うことはありません。

Stentor Student II Cello outfit, all sizes - Caswells Strings UK

Stentor SR1108 Cello Student II 4/4 – Thomann UK

だいたい楽器屋に買いに行けば、最低でも本体だけで40万円からみたいですから、気軽には始められません。でも、今はヤフオクで中古で買えるからいいですよ。

お金のある人は中古で10万円くらいのものを買うと満足度が高いかもしれません。私は幸運なことに1万円で買えましたが、たぶん落札相場は3万円くらいでしょうね。

売る側が知識がなくて、新品の弦と弓、そしてソフトケースがついていること、魂柱が立っていることを写真で示さなかったので、そういう価格になったみたいです。

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【チェロの構え方】 [音楽・楽器]



チェロのエンドピンの長さやチェロの位置は以前から気になっていた問題ですが、森崎さんの解説でよくわかりました。

左手を自然に持ち上げたときに、ファーストポジションのところに指が来るというのが一つの基準だそうで、また本体の右背面がみぞおちあたりに来るように傾け、胸で支え、かつ、膝から10センチ辺りで挟めるようにすると安定するそうです。

私にはまったく関係ないですけど、おっぱいの大きな女性やお腹が出ている人などはどうするのがいいのか、という話も興味深かったです。

最後に典型的な構え方を3タイプに分けているのも面白いです。

1)寝かせる(エンドピンを長くする)
2)立てる(エンドピンを短くする)
3)左足にのせる(両足で挟まない)

今後は、プロの演奏を聴くときに、彼らがどう構えているのかに注目してみるとまた楽しみが増えるかもしれません。




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「情熱大陸 」 [音楽・楽器]



フミ子さんのおかげで、簡単バージョンが弾けるようになりました。もちろん、ご本人のレベルには一生及ばないし、アドリブのところなんかですが、絶対に弾けないですけど、それでも満足です。





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チェロ入門動画 [音楽・楽器]

溜まっていた仕事がやっと終わりました。キッチンタイマーで時間を測って、追われるように作業をしていたら、意外とがんばれました。でも、今日は片頭痛があるので、何度か中断しましたが。

気分転換に、チェロ入門動画をいくつか見ています。勉強になります。

ファーストポジションの場合は、弓の位置は半分から上の方、ハイポジションのときは駒に近い方で弾くとギシギシ音が出ないとのこと。体感的にはわかっていましたが、上手な人の口から聞くと、納得できます。

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プレイン・イングリッシュ [資格・学び]

国際標準「伝わる英語」が身に着く意外な近道 | 英語学習 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

以下のような価値基準を学生に共有してもらいたいです。学生にパラグラフを書けと言っても、トピックセンテンスから書き出さずに、だらだらと前置きから始まって、本題になかなか入らない人がいます。そういう文章ばかり読まされていると、私は気が狂ってしまい、叫び声を上げながら、外に走り出してしまいます。あまりに腹が立った場合、冗漫な文章を単語数個に短縮して返します。

0:情報の整理
1:対象読者を想定する
2:重要な情報は文書の先頭に置く
3:長文より短文を用いる
4:短く、シンプルな単語を使う
5:専門用語は必要最小限に抑える
6:能動態を使う
7:強い動詞を使う
8:否定・二重否定を避ける
9:主語・動詞・目的語は近づける
10:読みやすいデザインにする



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運動会もマラソン大会も修学旅行も中止で良かったじゃん [資格・学び]

尾木ママ “9月入学”に対する批判に改めて反応「あり得ないような人権侵害状況を止めるため」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

尾木さんは、夏休みや部活動や運動会や修学旅行などのイベントがなくなることを人権侵害だとみなし、それを防ぐために「9月入学」の導入を訴えているのですね。私は、むしろ、勉強以外が大嫌いだったので、イベントのほうが人権侵害だと思っていました。そういうのを楽しみにしている子どもたちもいるというのが尾木先生のお考えですが、そういうのを苦しみと感じる子どもたちのことをいっさい考えてこなかったのでしょうか。私なんかは、音楽の時間とか体育の時間も地獄でした。

「運動会も文化祭も中止で、子どもたちがっかりだね」という声が聞こえてくるけど、自分が子どもだったら大喜びするなんて言えない…「全部嫌いだった」「いろんな感覚の子がいる」共感の声殺到 - ツイナビ | ツイッターの話題まとめ

「9月入学」になったら、また運動会も文化祭もあるのかあ、と考えてがっかりする子どもたちの気持ちも考えてほしいです。

うちの次男も同じことを言っていました。10キロのマラソン大会が中止になるはずだから、良かった、と。



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学校は丸投げ? [資格・学び]

「学校は丸投げ」「何度もケンカ」。家庭学習に向き合う、親たちの悲鳴が集まった | ハフポスト

まるで日本の学校が悪いかのような意識を持っている親御さんたちが大勢いらっしゃいますが、そもそも、学校が開かないのは、安倍政権の危機管理能力があまりに低く、感染拡大を抑え込めなかったのが原因です。しかも、4月中旬の段階で、緊急事態宣言を解除しても統計学的に感染拡大が止まることがわかっていながら、緊急事態宣言を無駄に延長し続けたのは、あまりに愚かです。学校批判なんかしている暇があったら、むしろ、そういう安倍政権の間違った対応を非難すべきです。

家庭教育がうまくいかないのは、すべて親が悪いのです。学校の責任ではありません。本来は親が面倒を見る部分が大きいのに、それをすべて学校任せにしてきたツケが回ってきただけです。民主主義を支える市民としての自覚がない奴隷のような親が、民主主義を支えられない市民を再生産しているのですから、愚かしい安倍政権が7年も続いてしまったのです。

私は教員ですから、子供が小さかったときから勉強嫌いにさせないように、しっかり学ばせてきました。新しいことを覚えることが楽しく感じられるように、いろんな問いかけをしました。「あれってどういうことなんだろうねえ」「これなんて読むかわかる?」「これはどういう意味かわかる?」とか。そうすると、子供は自ら関心を持っていろいろ調べたり、逆に質問するようになるのです。子どもたちは大学生と高校生になりましたが、いまだに私は息子たちに質問して、いろいろ教えてもらっているくらいです。

子どもというのは、周囲の人間が彼らの知的好奇心を刺激すれば、どんどん自分で学んでいきます。最初から、子供は勉強しなければ駄目だとか、あんたたちが学校に行けないから、私が苦労しているんだとか、子供に文句ばかり言って、不安にさせている親は、子供から学習意欲を奪っているのです。なぜ勉強をしなくちゃいけないんだという疑問を持たせないようにするのが親の役目ですが、駄目な親はそれを最初から放棄してしまっています。学校批判に無駄なリソースを使うことは愚かしいことです。愚鈍な安倍政権が日本国民を愚かにしようとしているのに、親たちが自分の子供をバカな子供に育ててどうするのよ、って思います。

そもそも、学校は子供が自ら学ぶ手助けをするところであって、「学校が親に丸投げしている」という批判は当たりません(菅官房長官風)。大学は特にそうです。この20年間は、手取り足取り教えるようになりましたが、それ以前は、教員は学生をサポートしますが、サポートを求めない学生は放置していました。それが本来の教育です。教育を受けたくなければ、学校に行かずに、「奴隷」になればいいじゃないですか。どうぞ、ご勝手に。私は「自由民」になるための教養としてのリベラル・アーツ(悪の権力から解放される技術)を学びましたが、結果的に奴隷になっていますけどね。残念ながら、私の努力も足りなかったのでしょうし、時代が悪かったのでしょう。

「9月入学」に制度を変更すれば、万事解決するみたいに錯覚している人も大勢いますが、本当に低レベルですね。安倍政権並みに低能です。

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