チェロ弓毛替え(後編) [家・DIY・修理]
弓の毛替え専用のクシがアリエクスプレスから届いたので、毛替えをしています。あるとないのとでは大違いです。手の中に収まるサイズは、使い勝手をよく考えていると思います。馬の毛をテープ状にするわけですが、これがもしかしたら、毛替えにおいて一番難易度が高い作業かもしれません。
カインズで買ったゼリー状の瞬間接着剤がなかなか乾きません。もう10分以上待っています。100円ショップのよりも乾きが遅いです。
乾いたので、合わせてみたら、毛が若干長かったので、やり直し。
これでうまくいくと思います。
うまく行ったと思ったら、昨日作業したティップが浮いてきています。これを一度半分剥がして、ボンドを流し込んで万力で挟んでおきました。
弓の毛を張ってみたら、若干まだ毛が長かったことがわかりました。あと3mmほど詰めるといいんでしょうけど、もう面倒だから、これで完成とします。
残念ながら、緩い毛も何本かありますけど、全体的にはきちんとテープ状になっています。
追記:松脂をたっぷり塗って試し弾きをしました。まあまあです。弾きやすくはなりましたが、以前と動揺にかすれる音が出ます。端っこが緩いのかもしれません。毛をきれいに梳かして、端から端までテンションを均一に保ったまま糸で縛る作業は至難の業です。プロはどういう器具を使っているのでしょうかね。自作できるかなあ。