ヤフオクで落札したcecilioのバイオリン到着したので、掃除して、使えるようにしておきました。



ボディの傷は一箇所だけでした。気になるほどのものではありません。



松脂が2つ入っていました。ひとつはだいぶ使い込んだやつで、もうひとつは未使用のものでした。他にはミュートがついていましたが、そもそも小さい音しか出ないので、必要ないと思います。



指板に松脂がこびりついているので、オレンジオイルを塗り込んできれいに落としておきました。



全体的にペグへの弦の巻きつけ方が雑だったのでそれも直しました。ペグが滑らないようにするリップクリームみたいなやつ(コンポジション)も塗っておきました。





この後、ヘッドフォンをつないで試奏してみましたが、おもちゃみたいな音がします。

ギターアンプにもつないでみましたが、同様におもちゃみたいな音です。

ボリュームとトーンのつまみから若干のガリが出るようなので、いつものように中の回路に接点復活スプレーをかけておきました。きれいに消えてくれました。





弦を交換したら、もう少し良い音になるかもしれませんが、ピチカートをしてみると、それなりに良い音が出ます。きれいに鳴らないのはアンプの問題でしょう。

まあ、これで5,400円なので、そこそこ満足です。いまは新品が3万円で販売されていますが、数年前は2万円だったようです。

エレキバイオリンの重さを気にする人がいますが、さほど重くはありません。アコースティックのバイオリンが軽すぎるだけです。

追記:ギターアンプではしょぼい音しか出ませんでしたが、ベースアンプにつないでみたら、許容できる音が出ることがわかりました。インピーダンスの問題らしいですが、私にはよくわかりません。

エレクトリックバイオリンの音を出すために必要なもの - くじらぼ