暇そうにしている息子二人を誘い(運転は長男)、ハードオフに行って、2週間ほど前に目をつけていたONKYOのミニコンを買ってきました。型番はFR-N3X。価格は2,160円(税込み)でした。MDが使えないというので、ジャンク品扱いでした。

ヤフオクやメルカリでも見かける商品のようです。それらと比べても、配送料がかからないので、そこそこ安く買えたと思います。



ご覧の通り外装はきれいです。傷一つありません。



付属品です。全部揃っているようです。



スピーカーケーブルが、なぜか新品です。



CDが入っていました。bonnie pinkのevil and flowersというタイトルのCDです。前のオーナーのものか、ハードオフの店員さんが動作確認後に取り忘れたものでしょう。



店内でも電源を入れて確認していたので、わかっていましたが、ちゃんと電源は入りました。



価格は2,160円。



裏側はこんな感じ。きれいですね。スピーカーを繋いで、音が出ることも確認しました。



分解したら、恐ろしいくらいのホコリが積もっていました。製造は2003年なので、16年分のホコリですね。人間やペットの毛は入っていませんでした。



コンデンサーが膨らんでいるようなこともありませんでした。



MDのスリットの蓋が外れています。MDが使えないというのは、このことでした。蓋が邪魔して、MDを中に入れられないのです。



あまりに汚いので、外に出て、ホコリを払いました。





MDの蓋が外れている原因がわかりました。蓋を止めるステンレスの棒がないのです。



ステンレスの棒を軸にして蓋が45度くらい回転する仕掛けであるはずですが、それがないので、修理の仕様がありません。どこかに落ちているのかもしれないと内部を探しましたが、ありませんでした。オーナーが捨ててしまったのかもしれません。MDを抜いたときに蓋を閉じるためのバネも外れていました。

ステンレスの棒は直径1mm程度のもののようです。アマゾンやモノタロウでも販売されていますが、10本700円というような価格。アホらしいので、直さずに、そのままにしておくことにしました。



お次は、スピーカーの点検です。保護用の蓋を外して、中を見ると、ツイーターが凹んでいます。もう片方のスピーカーの方は、蓋を留める4つの足の1本が折れていました。蓋をしてしまえば、外側からはまったくわかりません。



こんなふうに凹んだツイーターは、分解して直しておきました。中の吸音材のスポンジが経年劣化で、ボロボロになっていました。吸音の効果はなさそうですので、それも掃除機できれいにして、そのままもとに戻しました。



最終的にこんな感じです。

とりあえず、FMとワイドFMのチャンネル設定をしておきました。このミニコンを買った理由は、ラジオが聞きたかったからです。アンプとCDMDデッキしか持っていなかったので、よかったです。インターネットラジオよりはるかに音が良いですね。

DVDも使えるらしいですが、使い方がよくわからないので、ネットでマニュアルをダウンロードしておきました。

スピーカーから出る音は、大学の放出品のスピーカーと差はありません。BASSとTREBLEを最大にしたといころ、いい音になりました。

MDのスリットはホコリが入らないようにマスキングテープで塞いでおきました。

MDが使いたいときは、下のオーディオを使いますので、どうでもいいですね。

リモコンも電池を入れたらちゃんと使えることがわかりました。念のため、アルコールティッシュでふきふきしておきました。