弓の色は、新しく買ったほうが若干明るいです。ともに(安い)ペルナンブコなのでしょう。弓の先端は両方ともペカット型です。



毛の幅は、新しいほうが若干太いようです。



フロッグの作りは同じようなものですが、巻いてある革は、もしかしたら、新しいほうは人工皮革かもしれません。さわり心地がつるつるしているので怪しいです。

バランスポイントはともに弓のお尻から26cmのところです。

率直に言って、弾き心地はほとんど変わりません。

A線だけ素っ頓狂な音が出るのが以前から気になっていたのですが、私が弓の毛を張りすぎているせいだったようです。新しい方でも同じ現象が出ました。しかし、ある程度緩めて弾くと、音がひっくり返らなくなったので、原因は弓ではなく、私の方でした。弓と毛の間隔は中央付近で5mmくらいがちょうどよい気がします。