ヤフオクで落札した1万円弱のチェロを受け取りに行ってきました。





テイルピースはプラスチックの安物です。ステンターですから、イギリスのブランドですが、御存知の通り中国製の安物です。いずれテイルピースを黒檀のものに交換しての良いかもしれません。



まずは傷チェック。結構、深い傷ですね。直しようがないです。



これは背面の傷。これも直せません。とりあえず、全体的に楽器用のクリーナーで磨いて、指板をオレンジオイルで拭いておきました。ほとんど弾かれていない感じで、すごくきれいです。


テイルピースの裏側の張り合わせの部分にわずかな隙間がありました。これはなにかで埋めたほうがいいのかな。

チェロは細い方からA線(ラ)→ D線(レ)→ G線(ソ)→ C線(ド)とチューニングするのですが、2弦(D線)が切れていたので、アマゾンに安物の弦のセットを注文してしまった後、ふと付属のソフトケースのポケットをまさぐってみたら、Pirastroの弦のセットが入っていました。ラッキーです。



1、2、3弦は袋に入っていたのですが、一番太い4弦(C線)は入っていませんでした。ひとまず、
切れかかっていた1弦と、張られていなかった2弦を張り替えておきました。3弦は大丈夫そうなので、張り替えませんでした。





駒は外れていましたが、魂柱はしっかり立っていました。これもラッキー。

チェロ用の弓は持っていないので、しばらくバイオリン用の弓を使おうと思います。チェロのほうが若干短いそうです。

C線がうまくならないのでどうしたものかと思っていたら、安物のチェロを買った初心者はだいたい同じ悩みを持っているそうです。弦が細くてやわらかいものを張ると出るかもしれないそうです。

さらに、ソフトケースに細長いポケットが付いていることに気づいたので、手を突っ込んでみたら、弓も出てきました。これもラッキーでした。