フロイトから袂をわかち、原因論から目的論にパラダイムシフトしたアドラーについてのわかりやすい解説です。

アドラーが優越コンプレックスという概念を提唱していたことは知りませんでした。自分を大きく見せようというのも劣等感の一種なんですね。劣等感は誰にでもあるし、それこそ(無知であることの認識)が人類を進歩させてきたのだから、それを活用し、目的論の方に仕向けて行った方がいいというのがアドラーの考え。おっしゃる通りです。