妻がどうしても行きたいと言うので、家族4人で古峯神社へ初詣。日光から20キロほど離れたところにある神社です。ヤマトタケルノミコトを祀っていて、天狗にまつわるものがたくさん置かれているということで有名なんだそうです。

古峯神社は、東北道の鹿沼ICを降りてから典型的な峠道を登った先に突然現れました。こんなところに神社があるとはと思えない場所でした。予想外なことに駐車場もたくさんあり、遠方から小型バスをチャーターして参拝に来るような人たちもいます。なかなかの賑いです。土産物屋も3軒ほど出ています。そのうちの1軒の物売りのオジサンは陽気な方で観光客と話をしながら、「揚げどら焼き」を売っていました。テレビで紹介されたというのが売り文句でした。



神社は石段を登った先にあります。屋根は見慣れた瓦や銅板などではなく、茅葺きです。中の座敷はかなり広く、ご祈祷が執り行われていました。奥に進むと、食事ができるような広間があり、宿泊することも可能なんだそうです。境内には大きな郵便局も併設されています。昔は、木こりの人たちがたくさん出稼ぎに来ていて、その郵便局から家族に手紙を送っていたのかもしれません。



参拝を終えてから、足尾に向かう狭い峠道を上り下りして、日光中禅寺湖に向かいました。途中1台しか車とすれ違うことはありませんでした。

中禅寺湖に到着すると、12時近くになっていたので、妻があらかじめ調べておいてくれた高級なカフェレストランに入りました。ロケーションが非常に良く、男体山を眺めながら食事を味わえるのです。駐車場は日陰になっているため、雪で覆われているのもよかったです。ノーマルタイヤだったら、諦めたかも知れませんが、スバル車ですし、スタッドレスタイヤを履いているので、安心感が違います。まったく滑りませんでした。当たり前でしょうかね。





4人分でサイゼリアの4倍以上かかりました。まあ、たまにはいいでしょう。





そのあとは戦場ヶ原を見に行きました。いつもは散策コースに一切入らず、土産物屋だけ見て帰っていたのですが、今回は入口付近を少しだけ歩きました。また、雪道を少しだけ楽しめました。







そのあとは、長男のリクエストで、奥日光湯元温泉へ。湯ノ湖はふちのところがパリパリに凍っていました。例年なら全面が凍っているのかも知れません。まずは、駐車場にクルマを停めて、周辺を散策し、奥日光湯元温泉の源泉を見てきました。源泉は湯ノ平湿原の一部なのだそうです。



周辺には硫黄の匂いがたちこめており、ずっといると頭が痛くなるかもしれません。源泉に手を入れてみると、場所によっては、50℃を超える湯が湧いているところがありました。



猿が泥だらけになりながらなにやら草むらで食べていました。これ以外にも、2匹いました。



ここは温泉神社。温泉寺のほうは閉まっていました。


このあと、ゆの香という日帰り温泉に入りました。そのあと、霧降高原にでも行こうかと思ったのですが、ナビで見てみると、4時40分くらいに到着する感じで、お店もギリギリ閉まりそうなので潔く諦めて、帰路につきました。途中、日光周辺の土産物屋や道の駅に入り、日光ICから高速道路に入り、夕食は、羽生SAにて。鬼平犯科帳を知らない息子たちも江戸時代の雰囲気を面白がってくれました。

久しぶりに、ぜいたくな一日を過ごしました。


正月休みの長男は北陸に戻る前に、もう少し遊びたいそうで、川越にでも行ってこようかと言っていました。