長男の孝太郎さんはバイオリンをやっていて、かつてアイリッシュ音楽の演奏もしていたとのこと。なんだか、私には、わかります。私と同じ空気を吸っている感じがします。

彼らが歌う歌謡曲は、大日本帝国が満州を占領していた時代の音楽なので、大陸的と言うか、西洋音楽を日本独自に取り込んで消化しているというもので、非常に洗練されているように、私の耳には聞こえます。

彼らのファンのおじさんおばさんたちは、自分たちの兄や父親がよく聴いていたので、懐かしいと言ってくれるそうです



高島三兄弟の誰だったかがよく聴いていた曲だそうです。アーティスト名は知りませんでしたが、曲は何度も聴いたことがあります。



彼らの音楽をいまのボカロ好きの若い人たちの耳にはどんなふうに聞こえるのでしょうかね。浅草大衆オペラのスター田谷力三なんか知らないでしょうね。東京大衆歌謡楽団にも、このうたを歌ってほしいなあ。