しないつもりでしたが、やっぱりチェロの駒作りの続きをしました。



今使っているものとサイズが全然違います。駒を設置する位置はネックから695mmだそうですので、その位置にすると、これまで使っていたものは弦高が低すぎて使い物にならないのです。ということで、今回作成しているものは、背を高くしました。





こういうふうに足を削りました。まだ道具が届いていないので、この作業は途中までです。



1、2弦(細い方)の弦高はまあまあですが、3、4弦が高すぎます。この後少し削りましたが、まだ足の調整ができないので、少しだけ高いままにしておきます。この状態で弾いてみたのですが、3弦にウルフトーンがあることが確認されました。消すのは困難なのかもしれません。

最後に、蜜蝋を全体に塗ったら、いい感じの薄茶色になってくれました。もともとついていたステンターの駒の色とほぼ同じです。第1作の失敗作品にも蜜蝋を塗ったのですが、白っぽいままでした。ということは、ステンターの駒は今回の駒と同様に安物だったということですね。第1作は1200円の駒で、今回のは約500円です。木の硬さが違うみたいです。安い方には若干ささくれが残っていますが、木の質が柔らかいということでしょう。











駒作りも2回目ですから、自分で言うのも何ですが、けっこう上手になりました。上出来です。