チェロ弓のティップ交換に挑戦しました。2時間かかりました。楽器職人さんは、これで1万円くらい取るようですが、それでも安いかもねえ。

【マイスター工房通信】弓の「チップ」のお話。 - 島村楽器 シマムラストリングス秋葉原 シマブロ



こんなふうにティップが割れています。よくある割れ方のようです。



引っこ抜いたら、ティップごと外れました。というか、外したんですけど。



接着剤がベタッとくっついています。



ティップは黒い下敷きみたいなものと組み合わせて使うようなのですが、すでに張り付いているようなのでこれを剥がしてまでやる必要はないでしょう。素材は黒檀かもしれません。それをわざわざ黒いプラスティックに替える必要はなさそうです。



接着剤を紙やすりで落として、均しました。



木工用ボンドで接着。



あらかじめティップにはドリルで穴を開けておきました。



はみ出した部分を少しノミで落としてから、金属ヤスリで削りました。



本体に傷がつかないようにマスキング。



別の弓ですが、これを参考にして先端の形を整えます。



穴を彫刻刀で広げました。





きれいに出来たと思います。









満足のゆく仕上がりです。