要領の良い勉強法というどうすればできるのかChatGPTに訊ねてみました。ChatGPTの回答は太字にしておきます。

効率的な勉強法はいくつかありますが、以下のポイントを押さえると良いでしょう:

1. 計画を立てる: 目標を設定し、週ごとや日ごとにスケジュールを立てることで、勉強時間を最適化できます。

2. 集中力を維持する: 集中できる環境を作り、定期的な休憩を取ることで、効果的な学習が可能です。

3. 理解を深める: 単なる暗記ではなく、概念や原理を理解するように努めましょう。質問を積極的にし、関連する資料を読むことも大切です。

4. 多角的なアプローチ: 教科書だけでなく、動画やオンラインコース、実践的な活動など、さまざまな情報源を活用しましょう。

5. 定期的な復習: 長期的な記憶形成のために、学習した内容を定期的に復習することが重要です。


1、2、5はほとんどの人が提唱するものです。私が気になるのは3と4。そこで、理解を深める勉強法を詳しく教えて。AIの活用もありですか?と質問してみました。

理解を深めるための勉強法はいくつかあります。まず、AIの活用についてです。AIは情報の収集や問題解決の手段として非常に役立ちます。例えば、インターネット上の記事や論文を検索し、AIを使って関連する情報を整理したり、複雑な問題に対する解決策を見つける際にAIを活用することができます。

また、以下の方法で理解を深めることができます:

1. アクティブラーニング: 単に読むだけでなく、学習した内容について問いかけたり、他人に説明したりすることで、理解を深めることができます。

2. 関連する資料の読み込み: 教科書だけでなく、関連する論文や書籍、ウェブサイトなどから情報を収集し、複数の視点から学習することで、より深い理解が得られます。

3. 実践的な活動: 学習した知識やスキルを実際に活用することで、理解を深めることができます。例えば、問題を解いたり、プロジェクトに取り組んだりすることが挙げられます。

4. 概念マップの作成: 学習した内容を整理し、関連性を可視化するために概念マップを作成すると、理解が深まります。

5. AIの活用: AIを使って学習した内容の要約や関連する情報の検索、概念の整理などを行うことで、理解を深めることができます。

これらの方法を組み合わせて、効果的な学習を行い、理解を深めることができます。



「アクティブラーニング」は一般的に集団で行うものだ私は理解してますが、これはセルフレクチャーに近いのかもしれません。テキストや問題にツッコミを入れたりして、その疑問点をAIを活用し、説明してもらいながら理解を深めるという方法です。現在私が採用している方法です。AIに頼ると、テキストの著者の説明がいろんな暗黙の了解を前提としていることがわかり、その省略部分に気づかせてもらえます。学習が進んでいけば、学習者にとっても暗黙知になるのでしょうけど、初学者にはまったく理解できない部分です。理解できていると感じていても、間違った理解かもしれません。それをAIが修正し、補強してくれるので、非常に助かっています。無味乾燥で客観的な説明を寸劇風にしてもらったりするともっと理解が深まります。

ChatGPTの回答の中で特に気になったのは「概念マップの作成」です。試しに、不動産登記法の全体像がわかるように簡便な概念マップを作ってと頼んでみました。

不動産登記法

├─ 目的
│ └─ 不動産権利の保護と明確化

├─ 主要原則
│ ├─ 登記の公示効果
│ │ └─ 不動産権利の取得・変更・消滅を公示
│ ├─ 優先登録の原則
│ │ └─ 先に登記した権利者が優先権を有する
│ └─ 登記簿の信頼性
│ └─ 登記簿が正確かつ信頼できる情報を提供

├─ 登記手続き
│ ├─ 登記申請
│ ├─ 登記記録の作成
│ └─ 登記の公示

├─ 登記の対象
│ ├─ 不動産
│ │ ├─ 土地
│ │ └─ 建物
│ └─ その他の権利
│ ├─ 地上権
│ ├─ 住宅取得支援権
│ └─ 抵当権など

├─ 登記簿
│ ├─ 登記簿の作成
│ ├─ 登記簿謄本の提供
│ └─ 登記事項証明書の発行

└─ 登記法廷
└─ 登記に関する訴訟や争いの解決





別バージョンも作ってもらいました。



不動産登記法

不動産の所有権や権利を公に登記する法律。

登記の目的

不動産の権利や所有権を保証し、明確化すること。
不動産の取引の安定を図ること。

登記手続き

登記簿に記載される手続き。
登記官による承認が必要。

登記の効力

登記された権利は公証され、法的に保護される。
第三者に通知された範囲内で有効。

登記の対象

土地、建物、その他の不動産。
所有権、抵当権、地上権など。

登記の利点

不動産の権利が明確になり、争いを減らす。
取引が円滑になり、信頼性が高まる。

登記の手数料

登記手続きには手数料がかかる。
手続きの複雑さや登記価格によって異なる。






なるほどねえ。



こういうシンプルな全体像を見ながら、今自分はどの部分を学習しているのかを把握しておくと迷子にならないし、自分が理解できていない部分も明確になり、疑問点も思い浮かぶようになるはずです。そうやって、わかったつもりにならずに、ひとつひとつ丁寧に理解しながら進んでいくのが、時間はかかりますが、結果的にはもっとも効率が良い勉強法なんだと個人的には思っています。


ちなみに、何時間勉強したら合格するのかという目安時間を示す人がいますが、あれは本当に当てになりません。まったく当てになりません。




司法書士の勉強の進捗状況ですが、残り50ページほどで、全体を1周できます。全体の理解を10としたら、いまはまだ1か2くらいです。来週からは不動産登記法の2周目に入ろうと思います。これはさっさと3周やっておきたいです。なにせ、司法書士のメインの仕事に関わる知識ですから、民法も大事ですが、まずは不動産登記の基本的な申請書が書けないと駄目でしょうね。そういう申請書がある程度把握できるようになったら、会社法をおさらいして、商業登記法の復習をしたいと思っています。

要領の良い勉強の実践は、正直言って、今の私には難しいですが、何度も繰り返しテキストを読んでいると、要領が良くなると思います。要領が良くなるのは時間がかかるってことですよ。