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【vlog】断捨離をしたら、行政書士の勉強が捗ってきた話(カフェ勉強) [資格・学び]



コロナ禍前にも、コロナ禍の最中でも、私はしっかり断捨離をしたので(本も5000冊以上処分しました!)、いまはあまり捨てるものはありません。でも、学生の答案が押し入れに大量に入っていることを思い出しました。GWが終わったら職場に少しずつ持っていってシュレッダーにかけて廃棄しようと思います。

確かに、目の前にいま必要ではないものが散らばっていると集中力を削いで、やる気を失わせることもあります。そういうものをいかに排除するかが、勉強の環境をつくる鍵になってきます。それに気づいて、眼の前から不要なものを消すと、他にもいろんなことに気づくようになれます。

勉強とは少し離れますが、断捨離の結果、私は悩みと思考をきれいに分けられるようになりました。心理学者のアルフレッド・アドラーは、人間の悩みのほとんどは人間関係にあると言ったそうですが、たしかにそうです。でも、その時間は無駄です。わざわざ思い悩む必要のない時間を弄していることに気づけば、その時間を思考の時間として使う余裕が生まれます。「あの人は私にどうしてそんなことを言うのだろう。私のことが嫌いなのかしら」というような、どうでもいい悩みから解放され、幽体離脱したかのように自分自身の外側から人間をまるでサルを観察するように観察して、「なぜ彼らはそのように考える習性があるのか」などと、次元を繰り上げられるようになります。それは現実にべったり張り付いて生きている状態からの自由です。

かつての私は「日本はこうあるべきだ」とか「人はこうすべきだ」という思考に囚われていました。私の思い通りになることはまずないのですが、偉そうにそんなことばかり考えていました。それより重要なのは、世の中の仕組みを観察し、そこに何らかの法則を見つけ出すことです。そして、その法則に囚われている視野の狭い人間たちを見て、彼らのように奴隷にはならないように努力をし、奴隷思考の者たちをうまく利用して、この世界で強(したた)かに生き残るという作戦を実行することです。成功している人がどのようにこの世界を見て、人間たちをいかにうまくカモとして利用しているのかを観察して、そこから戦術を学び取るのです。そういう生き方のほうがインテリジェントだと思います。

まとめますが、断捨離の本当の効果は、自分を閉じ込めている牢獄からの自由を得ることです。単純に物を捨てて部屋をきれいにすると、スピリチュアルな効果があるとかいういかがわしいものではありません。ミニマリストみたいに、必要最低限のもので暮らすというのがオシャレだとかいうのとも次元が違います。でも、そういうことは、実際に自分でやってみないと気づかないことかもしれないので、どんどんゴミを捨ててみるのも大事なのでしょう。





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