株価暴落とイオン株の話

昨日、NHKニュース番組で、フランスのニュースを流れました。取材先は、イギリスのスポーツジム。ジムのお客さんは、ブレグジット反対派のイギリス人たち。床にはメイ首相の大きな写真が貼られており、筋肉ムキムキの若い女性たちが、首相の顔に重たいボールを「この野郎！」と投げ落としています。次に映像が切り替わると、別の女性たちがボクサーよろしくサンドバッグを叩いています。ボコボコにされているサンドバッグをひっくり返すと、裏からジョンソン前外相の顔が現れます。

その様子を見終えたNHKのアナウンサーに笑みがこぼれます。コメントはありませんでしたが、明らかに、その笑顔から、「安倍と麻生、菅の顔を使ったら、日本でも大繁盛ですね」という無言のコメントを聞き取りました。

NYダウが２日連続で大暴落し、昨日の日本も日経平均株価が1000円近く暴落しました。とはいえ、パーセンテージとしたら、わずか。まだ騒ぐほどではないでしょう。

株価暴落の真犯人であるトランプが中国との無益な貿易戦争を止めるといい出したら、反転する可能性が高いですからね。

昨日、休み時間に、暴落のニュースを同僚に伝えると、顔が青ざめました。その方は密かに株式投資をしており、株主優待目当てでイオンの株を持っているとのこと。暴落の話は知らなかったそうです。

私は気の毒に思い、すぐさまスマホで現在の価格を調べてあげました。イオンはほとんど下がっていないし、イオンモールの方は上がっているよと伝えたら、ほっとしていました。

こういう場合、暴落の影響を受けやすいのは、輸出に大きく依存している企業です。特に、自動車とか製造業は危ないです。一方、内需の小売は暴落に強いものです。株主優待制度があるところはもっと強いです。

ところで、イオンは、ラウンジが無料で使え、飲み物も無料であることが知られています。しょっちゅう遊びに行くような人は、株価が下がっても、簡単に元が取れてしまいます。

私もよく行くスーパーの株が安くなったらほしいと思っているのですが、なかなか下がりません。株式分割してくれたら買えるんですけどね。ドラッグストアのウェルシアも株式分割して買いやすくなったら、買おうと思っています。