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プレゼンの「おみやげ」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「「相手がバカすぎて仕事にならない!」を解消する、バカの動かし方」

世界中に、うんざりするほどバカが溢れています。この書き手は、そんな彼らの考え方を変えてもらうためのプレゼンの方法をいくつか提案してくれています。一つは、バカは難しい言葉が理解できないくせに、やたらとプライドが高いので、専門用語を無駄に使わないこと。うかつにそんなことをしてしまうと、マウンティングしていると思われ、結果、筋違いな反論が返ってきて、収拾がつかなくなってしまうことがあります、とのこと。もう一つは、論理を理解できない人も多いので、論証部分をすっ飛ばして、根拠と結論(主張)を結びつけてしまうこと。もし論理を求められたら、その後で説明すればいいだけのことです。しかし、バカはそんな論証を求めることはないものです。だからこそ、バカなんですけどね。

確かに、私の周りにもバカが多いし、テレビを見ていても、世の中にはバカしかいないと絶望的になりますが、そういうバカでも馬鹿にせず、きちんと正しい方向に誘導していかないと、ますますこの国は腐っていきます。バカを教育するためには、「丁寧な説明」と「執拗な質問」が重要です。

プレゼンがダメな人は伝えたいことが不明確だ | 東洋経済オンライン

「主人公はプレゼンターだ」という書き手の考えは、どうなんでしょう。私はプレゼンターは黒子だと常々、学生たちには言っています。プレゼンを聞きに来た人は、プレゼンターをアイドルのおっかけのように見に来たわけではないのです。主人公はプレゼンターだなどと、プレゼンの前に、学生たちに言ったら、ド緊張してしまいます。あくまでも、プレゼンの主役は、プレゼンの中身、メッセージです。「あんたたちのことなんか誰も見てないよ、興味なんかないんだよ」と言ってやらないと、中身のないクソみたいなプレゼンになってしまいます。主役はあくまでもメッセージです。

書き手は、プレゼンで大事なのは、「おみやげ」を持って帰ってもらうことだと述べています。私もよく「おみやげ」を持って帰ってもらうことが大事という表現は使っています。プレゼンでもっとも重要なのは、それをきっかけに自分の考えを深めたり、生活を改善したり、他人に伝えて、他人の考えを変えたり、生活水準を向上させる可能性を聞き手に与えることです。それが「おみやげ」です。



はい、これが私からのおみやげです。嘉手苅林昌さんと大城美佐子さんのデュエットですね。歌詞は、どういう意味なのでしょうね。なんとなくなら、わかりますけど。

土曜日だと言うのに、これから、仕事です。私が土曜日なのに仕事をしているのは、もちろん、自分たち家族の生活のためです。しかし、同時に、社会のためでもあります。土曜日の学生さんたちは、いわゆる「社会人」の方たちです。このところ毎晩10時までに寝てしまって、朝5時起きになってしまっています。おかげで、夕方近くになると、死にそうになっています。今日はたっぷり寝た気がしますので、気合を入れて仕事ができそうです。



「ミミンメー」って耳だったんですね。

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