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日本人が海外に出稼ぎに行く時代の到来 政府はこの事情をもっと重く認識する必要があるように思います [マネー・買い物]



これは日本政府の経済対策の失敗です。(というか、アベノミクスもそうですが、最初からそういう意図だったに違いありません。)すべてはその政府を支持してきた国民の責任です。

日本の土建業は途上国の外国人を連れてきて、いわゆる「技能研修生」として最低賃金以下の給料で働かせて利益を得てきました。アフリカや東南アジアの人と思しき人は建物の解体現場でよく見かけます。そんな外国人労働者はもはや低賃金の日本に魅力を感じなくなり、ますます労働力不足に陥ることになるはずです。それは悪いニュースではなく、そのあたりから賃金の上昇が始まるのだとすれば、良いニュースかもしれません。コンビニやラーメン屋、ファーストフードのお店などでは中国人労働者が活躍しているのはもはや見慣れた風景になりましたが、いずれ彼らも日本を見捨てて、母国に戻るか、他の国に移住することは間違いありません。

外国人に見放された日本人もまた、今後ますます海外に出稼ぎに行くことも増えるでしょう。さらに、安くなった日本企業が外資系の会社にまるごと買収されて、いつのまにか自分の働いている会社が外資系の企業になるということもよくある話になるはずです。日産なんてすでに外国の企業というべきですからね。

後知恵バイアスでもなんでもないですが、こんなことは何十年も前から予想されていたことです。それにもかかわらず、日本政府は、現状に目を瞑り続け、いまだに海外に安い労働力を求め続けているのです。時代錯誤も甚だしいのです。わざとやっているとしか思えません。あまりに頭が悪すぎるからです。

政府においても優秀な人材が枯渇しているのでしょう。何もしない高給取りの政治家を養っておく余裕はもはや日本にはないのですから、さっさと彼らの首を切って、海外から優秀な人材を雇ったほうがいいのかもしれません。



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