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【ベストセラー】「「ケトン体」こそ人類史上、最強の薬である」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】 [健康・メンタルヘルス]



アボカドの効果は知っていましたが、生クリームも脂質が少ないのでいいのですね。

15年前に、私も糖質制限を始めました。その決意と実践について医者や栄養士、同僚に話したら、大いに馬鹿にされ、頭がおかしいと言われました。当時、糖尿病の専門医や管理栄養士には、脂肪を燃焼する「ケトン体エンジン」が人類にとってデフォルトであるということをけっして受け入れてくれませんでしたが、いまはようやく時代についてきましたね。

朝食に、糖質を摂らないようにすると、お昼過ぎまでお腹が空かないし、喉も過剰に乾かないし、気分も安定することが私は経験的にわかっています。今朝も、ウィンナーとクルミとチーズとコーヒーで済ませました。ふだんご飯は一切食べず、すべて豆腐などのタンパク質に置き換えています。ここ数年は自分に甘い生活をしてきましたが、数値が悪化するたびに医者に怒られるので、今後は糖質制限を徹底しようと思います。

私の周りにはいまだに考え方が古い人が多いので、困ります。私のことをガリガリだと言って、会うたびに心配してくれる人が多いのです。同僚も親戚も。私が糖尿病患者であることを知っているくせに、たくさん食べないといけないとか、理解不可能なことを言うのです。先日、ある年配の女性に、私が持参する弁当のサイズの小ささや中身を見られ、それしか食べないなんて信じられないなどと言われました。だから痩せているのよと。彼女は因果関係を理解できないのか、私を殺そうとしているのかもしれません。

たくさん食べると太るのは、インスリンがきちんと働いているからです。私のような患者には、その法則は当てはまりません。現在、日本人の5、6人に1人が糖尿病患者、または糖尿病の予備軍であると言われているので、糖尿病はまったく珍しくないことなのですが、人々の知識がまったく追い付いていません。学ばない人たちばかりでうんざりします。

糖尿病は「生活習慣病」と言われるようになって久しいのですが、そのイメージが悪すぎます。ぐうたらな生活を送っているような目で見られます。糖尿病患者は暴飲暴食の権化だと思っている人も多く、太っている人=糖尿病患者だというふうに思い込んでいるのです。それはまったく違います。

発症には、食事の内容や生活時間の問題もありますし、遺伝的な要素、職場・家庭環境のストレス、経済的な要因もあります。それらがすべて絡み合って作用するので、自己管理ができないというわけではないのです。糖尿病患者は、食事やストレスや時間などの側面での自己管理をしっかり実践していかないといけないだけではなく、「生活習慣病」というスティグマや偏見と戦わないといけません。バカどもをいちいち相手にして、教育していくのは本当に大変なのです。教育しても99%は無駄な時間です。バカは死ななきゃ治らないですからね。

少し医学的な知識のある人に、インスリン注射にしちゃえば楽だよと言われました。それが本末転倒というものです。インスリンが足りないから外部から借金して調達するのではなく、あるものでなんとか済ますという方向性で考えないといけないのですよ。I型糖尿病患者の場合は、そもそもインスリンがないので仕方がないのですが、II型であれば、そういう対応が可能で。なんでも借金すればいいわけではないのです。使わずに済む方法を工夫していくべきです。それが糖質制限食というものですよ。それがわからないから、炭水化物過多の食事を当たり前のものとして思い込まされ、日本中病人だらけにしているのです。その結果、医者と製薬会社が儲かる仕組みです。陰謀論めいていますが、それが実態です。





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