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今すぐ遠ざけた方がいい3つのタイプ【仏教の教え】 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



いますぐ離れた方がいい人は、

1. すぐ怒る人(怒りで他人をコントロールしようとするパワハラ人間)
2. 他人を道具扱いする人(あいつは使える、あいつは使えないという表現を好む我利我利亡者!)
3. 幸せから引きずり下ろそうとする人



これらは「三毒の煩悩」に対応しています。「三毒の煩悩」とは「貪欲」「瞋恚」「愚痴」のことです。

1番に対応しているのは、瞋恚(しんい、しんに)です。それは「十悪の一つ。自分の心に逆らうものを憎み怒ること」。

2番は、貪欲。いうまでもないですが、われわれは飽くことのない欲望に囚われています。

3番は、愚痴。仏教用語では愚かなこと。心の迷いだそうですが、菊谷さんはねたみやそねみのことと説明しています。要するに、自分のことや、周囲のことが理解できていない状態だからこそ、他人や社会に対する不平不満を持つのでしょう。

この世は穢土(えど)であり、われわれは「罪悪深重煩悩熾盛(ざいあくしんじゅうぼんのうしじょう)の衆生(しゅじょう)」なんですね。親鸞聖人はそういう「悪人」を救うことができるとおっしゃっていたそうですが、私は救われないでしょうね。皮をいくら剥いていっても、どこまでも三毒に汚されています。

親鸞聖人は、そういう人たちを救いパワーがあった人ですが、われわれはそのようなエネルギーはないので、人生に疲弊しないように、彼らには近づかない方が得策だと菊谷さんはおっしゃっています。私もその意見に賛成です。


私の周りにも「すぐ怒る人」や「道具にように使う人」がいます。うちの妻がそうです。でも、最近は、妻が怒り出すと、怒っている人とはコミュニケーションが取れないので無碍にあっちへ行けとはっきり言うようにしています。その上で、他人を怒りでコントロールしようとする人は、愚かしい人間であるとも言っています。そういう人は他人を道具としてしか見ていないからこそ、怒りという感情をむき出しにするのです。結婚してから20年以上経ちますが、私の結婚生活の大部分は、妻の怒りに支配されていました。今はいっさい支配されないように、妻の怒りからは遠ざかるようにしています。



11.仏教に知らされて〜三毒の煩悩〜|法話ブック|真宗大谷派 青少幼年センター





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