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愛犬が旅立ちました [ペット]

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我が家の愛犬は9月27日午前7時15分頃、息を引き取りました。即日、火葬を頼み、お骨になって帰ってきました。

正直に言って、まだ気持ちの整理がついていません。

2ヶ月近く私は自分の部屋で愛犬と寝て、介護をしていました。下痢がひどいので、その後始末をしていたのです。

26日の午後、妻が職場から帰宅すると、部屋で倒れていたそうです。水を飲もうとして力尽きたのだろうと言っていました。1時間くらい後に私が帰宅し、愛犬を抱えて、無理やり口にブドウ糖の液体や砂糖水を注ぎ込んでやりました。しばらくすると、少し意識が戻ってくれました。数時間後には、ちゅーるも1本食べられるほど回復してくれました。

ところが、その夜から痙攣と下痢がひどくなり、0時、2時、3時と痙攣を起こし、その直後、下痢をするという状態になりました。0時に下痢をしたので、その後はしないだろうと思って、一緒にベッドで寝て、心臓に手を当て体温と心拍数を確認しながら横になっていたのですが、2時ごろ、突如バタバタと駆け出すような格好をして騒ぎ出したので、トイレにのせると、激しい下痢をし始めました。3時ごろににも下痢をし、4時にも同じ痙攣を起こしたため、さすがい私一人では手に負えなくなり、妻を呼びにいき、そのあとは二人で看病しました。5時にも6時にも痙攣をし、下痢をするという状態になりました。

結局私は一睡もできませんでした。朝の7時10分ごろ、妻は次男を車で駅へ送っている最中、私は歯を磨きながら、犬のところに戻ると、舌を出してぐったりしていました。心臓の辺りを触って、心拍数を確認してもほとんど脈がありません。

妻が帰ってくるとするに、玄関先で「死んじゃったよ」と伝えると、妻は「うそー!」と言いながら階段を駆け上がりました。妻と愛犬の私を確認して、このあとどうするか思案しました。

身体的にも精神的にもダメージを受けていたため、仕事は休むことにしました。

そのあとはペットの火葬業者を探し、予約を入れ、仏花を買いに行きました。妻は一緒に火葬炉に入れるための写真をアルバムから選んで、手紙も書きました。

夜、移動火葬の車に来てもらい、散歩コースの公園の脇で、荼毘に付しました。


私としては、いろいろ手を尽くしたつもりです。妻は、もっとああしておけばよかったな、とか、こうすればもっと長生きさせることができたのではないかと、言い続けています。私は妻や息子には、2ヶ月前から死を覚悟していたので、すでに心の整理がついていると言っているのですが、本当のところは、そんなに簡単なものではありません。ただ、最後は妻と二人で看取れたのは幸いでした。

今朝は5時に目を覚ました。暗がりの中で目を凝らしながら辺りを見渡したのですが、そこには犬はいませんでした。下痢と尿の独特な臭いも漂っていません。



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