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資格試験の勉強時間ランキングの真実【司法試験・司法書士・土地家屋調査士・行政書士・宅建士】 [宅建士]



司法書士は3,000時間。宅建士が300から500時間。そうなると6倍から10倍。私は一応だらだらとでしたが半年前から宅建の勉強を開始しています。たぶん300から400時間だと思いますが、かりに500時間かけていたとしたら、このペースだと司法書士試験の合格圏内に入るには3年はかかるということです。

しかし、先生は「2年以内に3,000時間かけないといけない。人間の記憶はそんなに持続しないから」とおっしゃっています。手厳しいですね。これは1日平均4時間勉強し、それを2年間続けるということです。働きながらだと、2,000時間程度で合格する人もいるそうですが、それは通勤時間やスキマ時間を有効活用していたからでしょう。そう考えると、本当に2,000時間で合格したのかなんてわかりません。

もしかしたら、他の法律系の資格をすでに持っている人は、3000時間は必要ないかもしれません。宅建の学習をしていれば、民法の考え方はある程度身についているので、まったくの初学者よりも100時間以上先に進んでいるはずです。

宅建の学習時間が300時間だとしたら、権利関係はおそらく150時間近くかかり、宅建業法が100時間で、法令上の制限は50時間くらいしかからないと思います。

スタケンアプリの分析で見ると、私の総合学習時間は92時間。権利関係は29時間、宅建業法が42時間、法令上の制限が14時間、税法ほかは7時間です。(ちなみに、総合の最終的な正解率は74%。)

その割合の観点では、宅建業法にもっとも時間がかかっているのですが、実は、私は権利関係の学習を始める前に、初心者向けの法律の本を3冊ほど読んでいます。さらに、司法書士の本も読んでいます。当然ですが、アプリ以外の書籍を使った学習時間やYouTube動画の視聴もあります。それらを含めると、権利関係の理解に時間がかかった印象が強いです。素人にとって、法律的な思考方法を理解するのは、かなりきつかったです。

ということで、宅建を学習した後なので、他の法律系の資格の学習時間は少しは減らせると思います。私も2,000時間で合格圏内に達することができるかもしれません。2,000時間であれば、1年間に1000時間、1日平均2.7時間の計算です。それなら現実的だと思います。3時間程度の学習時間の確保なら、仕事をしている人でもなんとか工面できそうです。私の場合、1年あたり5ヶ月ほどの長期休暇があるので、1日あたり5時間勉強するだけで、その間に750時間は確保できます。10時間なら、それだけで1500時間です。

このように考えると、2年で合格するチャンスがまったくないわけではないという気がしてきました。

とにかく、私の場合、コレクションとしての資格が欲しいということだけではなく、本気で司法書士で食っていきたいという強い願望があります。いまのような生活はそんなに長くは続けられません。あと10年は無理でしょう。その前に死んでしまうか、10年働いたとしても、そのあと、生活の手段がなくなり、生活保護を受けなくてはいけなくなってしまいます。だから、命懸けで勉強して、司法書士にならなければいけないのです。






















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