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働けば働くほど損をするのなら [雑感・日記・趣味・カルチャー]

賃金が低いんだったら、低い分だけの労働でいいと考えるのが合理的。

雇用者側が労働者に希望通り働いてもらいたいなら、賃金を上げることしかありません。

賃金の水準が物価上昇について行っていないのなら、その分労働者が労働の出し惜しみをするのは当然のこと。

たとえば、雇用主が労働者の時給1万円に設定した場合と、千円に設定した場合とでは、同じ労働をするのは時給1万円を出してくれた雇用主に失礼です。

同じ労働内容なら労働者は後者の場合10分の1の労働にする義務があります。つまり、100分の労働時間のうち、働くのは10分でいいのです。残りの90分はストレス耐性を高めるためにマインドフルネスに勤しむか、パソコンでネットサーフィンをして情報収集をするか、資格試験の勉強をして、転職活動の準備をすべきです。

日本人の賃金が上がっていないからこそ、働かないオジサンやオバサン、お兄さんやお姉さんの数が増えていくのです。働かないオジサンやオバサン、お兄さんやお姉さんの数が増えるのは、雇用者側が責任を果たさないのが原因です。

かくいう私も、賃金の良い仕事はしっかりやりますが、低賃金のところは雑にやります。学生の面倒は可能な限り見ません。いかに労働時間を減らすかに腐心しております。もし私をして、持てる能力を十分に発揮させようとするのなら、物価上昇率以上に給料を上げることです。賃金を30年前の水準に据え置いたままでは、労働意欲は年々下がるのは当然です。私を批判する側のほうが頭がおかしいのです。

高度経済成長期に日本人ががむしゃらに働いたのはなぜでしょうか。バブル期に日本人の中には24時間働けたものがいたのはなぜでしょうか。それは働いた分だけお金が入ったからです。いまは働いたら損なのです。働けば働くほど損をするのなら、誰もが働かないはずです。それを批判する人のほうが、頭がおかしいのです。

おそらく労働者の多くは私と同様の考えだと思います。雇用主は私みたいな一般の労働者の気持ちなんてこれっぽっちもわかっていないでしょうね。だから、日本経済は衰退しているのです。日本経済の衰退を自民党と公明党は何十年もの間後押ししています。日本をぶっ壊そうとしている自公政権を、脳みそのない選挙民は性懲りもなく応援し、その一方で与党を腐す野党を貶したり、面倒くさいからと言って棄権したりするのですから救いがたいです。

日本人の民度がいかに低いか、日本人以外の人たちはよくわかっているとはずですが、日本人は自分たちが見たいようにしか見ないから、自分たちの本当の姿が認識できないのです。いくら嘆いても無駄だということは、長年生きてきてやっとわかりました。日本人は向上心もないし、そもそも馬鹿なのです。先進国の中では低学歴の国ですし、大学院なんか行ったら就職先はないぞと言われる唯一の国です。他の先進国では、大学院まで行かないとエリートとしては認められないし、マネジメント側の人間にもなれないくらいなのにね。日本という国は、東大中退を自慢する高卒のオジサンがインフルエンサーを気取っているような国ですから本当に恥ずかしいです。




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