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読売新聞とガーディアンの違い [雑感・日記・趣味・カルチャー]

1月27日12時半頃の読売新聞のウェブサイトとイギリスの左派系高級紙のガーディアンのウェブサイトのスクリーンショットです。比べてみれば一目瞭然ですが、日本人の大多数に知性がなく、世界を大局的に捉える能力がない理由がわかります。

読売は、大坂なおみ一色です。大衆が知る必要があることは他にないのかと心配になります。読売新聞はいつからスポーツ新聞になったのでしょうか。というか、昔からか。

ガーディアンはその名に恥じぬように世界を護るべく、イギリスを超えて、北米、南米に目をはせています。このスクリーンショットの下にはアジアやアフリカも入っており、スポーツ欄はその下に来て、カルチャー、ライフスタイルなどが続きます。

こういう視野の広さがないと、もう一度太平洋戦争をしたとしても、日本はぜったいに勝てません。もちろん、してほしいわけではないですけどね。ぜったいにしっちゃだめですけど。

グローバルにものを考えることの重要性を唱える側の人間というのは、えてして、自分に都合が良いように考えがちです。彼らは英語でビジネスができることがグローバル人材だと考えますが、その論理では英語圏の人はすべてグローバル人材になります。それなら、英語圏の人間を強制連行して、自分の会社に入れればいいだけのことです。そんなにグローバル対応したいのならば、日本人の首を切って、外国人だけ採用すればいいではないですか。なぜそうしないのか不思議です。彼らは、自分たちの都合だけで、グローバルの定義を変えてしまうのでしょう。あほらしいですね。まったくグローバルにものが考えられない年寄りがグローバリズムを若い日本人に押し付けるのはやめてもらいたいです。

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