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間違いだらけの情報 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



不動産情報には、間違いが多いという話。

長嶋さんも話しておられますが、これはどこの業界も同じ。

英語教育に関する情報があふれていますが、それぞれの記事に点数をつけたら、100点満点中10点から40点のものばかりですね。90%以上は嘘の塊です。

読み手側としては、メディア・リテラシーを高めるために、その記事の書き手はどういう立場の人なのか、どこの業界に所属しているのか、どういう利害関係があるのかを調べておくべきでしょう。

書き手は、金儲けを第一に考えているのか、それとも科学的知見に基づいて記事を書いているのかということが、私にはすぐにわかってしまいますが、一般の人は、たしかに、わからないですよね。

子供のうちから(10歳までに)英語を習わせないと英語が話せるようにはならないという神話が流布しており、その神話の力を借りて金儲けをしている人がごまんといます。

では、言語ではなく、楽器に置き換えて考えてみましょう。子供の頃からやっていれば、たしかにプロになれる人もでてきますが、たいていの人は途中で挫折します。

年をとってから習い始めても、プロにはなれそうもありませんが、人前で演奏しても恥ずかしくないレベルまで行けるものです。

英語も、大人になってから習い始めても、その人が使う気力があったり、使わざるを得ない環境に置かれていれば、何不自由なく使えるようになります。もちろんネイティヴみたいにはなれませんが、コミュニケーションには何の支障もありません。発音だって、ネイティヴみたいに上手になれます。そういうものです。

とどのつまり、世の中にあふれる情報のほとんどはインチキだという認識を持つことが重要だということですね。