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富裕層は「スマホ」と「コーヒー」に目もくれない? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

夜中、やはり熱を出して、頭が痛くて大変でした。今朝は5時に起きて軽く食事を取りましたが、すぐに寝てしまい、8時頃妻に起こされ、犬のインスリン注射の手伝いをさせられ、その後また9時まで寝ていました。犬が玄関先で待ち構えているので、頭痛を押して散歩に行って帰ってきたところです。今日は仕事が休みの日ですから助かりました。明日は1限からありますが、なんとか行けそうです。ただ、喉がやられているので、声がいまにも潰れそうな感じです。今日一日しっかり休養して、一言もしゃべらないようにします。疲れているせいか、頭がうまく働きませんし、やる気も起きませんので、楽器を練習する気力もありません。

富裕層は「スマホ」と「コーヒー」に目もくれない | プレジデントオンライン

この手の記事をしばしば目にしますが、そのたびに「因果関係」というものを理解することは、難しいことなんだと思わされます。

たしかにマシュマロの心理学の実験から、消費の誘惑に囚われないから裕福になれるという因果関係の成立を確証するデータがあるのは知っていますが、あれは大昔の実験で、本当に有効なのかどうかフォローアップテストが行われておらず、怪しいのではないかと言われているものだったはずです。

誘惑をコントロールできるからこそ、富裕層の仲間に入れるという、そういう単純な図式が成立するのは、特殊な環境だけでしょう。経済的に豊かになれるのは、自制心を保てるからだけではなく、他の要因も無数に存在します。投資に回せるだけの資本金を持っているかどうか、またその資本金を作れる環境にいるかどうかもありますし、投資を始めた時期にもよります。いつの時代でも必ず1万円の投資が100万円になるわけではなく、株価が下落していくときに投資を始めた場合は、1万円が100円になることもあります。投資というものはそういうものです。

少なくとも、私はコンビニもスタバも利用しません。それは富裕層だからではなく、貧乏だからです。自制心を保てるからではありません。少なくとも私に限っては、コンビニもスタバも利用しないからこそ富裕層の仲間になっているという因果関係はまったく成立していません。