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一蓮托生 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

息子たちを連れて実家に帰省し、両親と甥っ子たちと一緒に海の見える温泉に入って、のんびり過ごしてきました。出発が三連休の初日だったので、高速道路がかつて経験したことがないほど混雑していて、料金所にたどり着くまで恐ろしく時間がかかり、さらに料金所を抜けた先に混乱が起きていて接触事故が2件もありました。

恐怖を感じたのはそれだけではありませんでした。多くの人たちが新型コロナウイルスの騒動による自粛疲れで、そのフラストレーションを解消したがっている様子が見て取れました。こうして人々が三連休中に地方に拡散することで、感染者数がこのあと2、3週間かけて、爆発的に増えることが予想されます。各大学も春休みを2週間ほど延長する決定を下していますが、その程度で大丈夫なのか非常に心配です。

お彼岸だったので、親戚の家にも行ってきました。叔母さんがテレビを見ながら、「呪われた五輪」という麻生太郎の発言に触れて「あの人はいつも一言多い。困ったものだ」と言っていました。他にも「納豆騒動」のことなど、たくさん話したのですが、地方にも相当に不満が溜まっているのがわかりました。

私の母は持っている投資信託が半額になってしまったことを嘆いていました。これまでもらった分配金を含めると、100万円程度の損失で済んでいるそうですが、それでも、損失の額が大きすぎて、仰天しました。私が2年前に売ってしまうことを進言したのになぜ売らなかったのか不思議でなりません。株式市場をひたすら指を加えて見ているだけの貧乏な私を信じるより、ポジショントーク全開の銀行の営業マンを信じるのは完全に間違っていると思います。

母に、今後の見通しを聞かれました。NYダウがトランプラリー以前の値に戻ったので、日本もアベノミクス以前に戻るでしょうと答えておきました。過去の下落相場のときは、直近の高値から6割下げることが多かったようなので、それを機械的に当てはめると、1万円割れです。そのあたりであることはほぼ確実です。

今回の下げは第1波にすぎず、第2波は3月末決算の数字が出て、実体経済が崩壊しており、アベノミクスが崩壊したことが証明された時点で来るでしょう。第3波はコロナのオーバーシュートとオリンピックの中止決定の後です。その3つの波で、私は日経平均株価が1万円に限りなく近づくと思っています。

これまで私はずいぶんと楽観的なシナリオを描いていました。せいぜい日経平均株価の下値は15000円でしょうと。それはうまくいけばの話で、実際は4月以降も下げ止まらないでしょうから、軽くその下に行くはずです。もちろん、その間上げたり下げたりを繰り返すのは当然ですが、気づいたら、1万円間近というのが現実的なシナリオでしょう。

株価が1万円に近づいた時点で、断末魔の叫びを上げて安倍は退陣します。自民党の総裁選も衆議院の総選挙も行う余裕すらないので、どうなるのかわかりませんが、順番的には麻生太郎副総理大臣が総理大臣代行を務めるのでしょう。それはリーマンショックを想起させ(当時は麻生政権)、その結果、当時の最安値である7千円に戻るかもしれません。

通りからは、「安倍を死刑にしろ!」という叫び声が聞こえるようになり、これまで安倍を支持してきた醜い自称「保守」たちはきれいに一掃されるわけです。本物の保守が出てくるのは、彼らが消えた後でしょう。どう考えても、安倍をかばう理由はありませんから、彼らも掌返しをして安倍批判をするかもしれません。しかし、安倍をかばい、ここまで日本をボロボロにしてしまった責任を取るのは、彼らですからね。一蓮托生です。彼らはともに悪い行いをしてきたのですから、その罰を受けるべきです。

「右派が信じたがる情報」発信、偽ニュースのゴッドファーザー 米 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

右派が信じたがっているのは、「恐怖と憎悪とデマ、それから彼ら以外の誰もが真実ではないことを知っている非常に特殊なストーリー展開」だそうです。そのとおりかもしれません。

恐怖や不安、差別や憎悪を煽り、デマを撒き散らし、混乱する無教養な庶民を高みの見物しているような輩です。この方は、そういう連中を、この検査キットであぶり出し、再教育しようとしているわけですね。