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オンライン授業って最悪 [資格・学び]

大学によっては、いまだどういう形でオンライン授業をするか決まっていないところもありますが、webexやzoomなどのウェブ会議システムを使って授業をすることが指示されているところもあります。

先ほど、そのやり方を説明してもらえる動画の出だしの10分を見たのですが(ぜんぶで2時間!)、説明が下手すぎてちんぷんかんぷんです。ふつうのパソコンが使える私ですらこの有様です。苦手な人たちは、完全にお手上げでしょう。時間の無駄だと思ったので、途中で見るのをやめました。

授業をするための手順を1番から10番まで箇条書きにして、そのとおりに実行していけば、授業ができるというマニュアルを作ってくれればなんとかできそうですが、この調子では先が思いやられます。

大学は2月から春休みです。それから4ヶ月間も宙ぶらりんの状態が続いており、コロナの恐怖が増し、授業が予定通り開始できないことが確定してからこの1ヶ月間、自分の勉強にすら身が入らなくなりました。

実家に帰省した折、小学生の2人の甥っ子が勉強しなくて困っていると母から言われましたが、大人だってふわふわして何も手につかないんですから、子供なんかなおさら勉強には身が入るわけがありません。宿題の漢字のドリルをやらなければいけなかった上の子は、勉強せずにニンテンドースイッチで遊んでばかりいるので、両親にも祖父母にも怒られてばかりいて気の毒でした。

みかねて私は「漢字の練習というの似顔絵書きとおんなじだから、お手本を見て記憶してから、お手本を隠して、その記憶を頼りに書いてみて、どれだけ似ているかどうかのゲームをしてみたら面白いよ」と言っておきました。いわゆるゲーミフィケーションです。字というものは自分の記憶の再現であるという理屈にもかなった方法です。

その後、私は母と二人で銀行に行って用を済ませて、1時間後に帰宅すると、甥っ子はきちんと宿題を終えていました。字を見ると、前のページの字よりも格段に丁寧に書かれていたのがわかったので、「上手! 上手! いいねえ」と褒めておきました。私は、いつも帰省するたびに必ず何かしら良いことを見つけて、甥っ子を褒めて帰ることにしています。おそらく親たちやジジババには毎日怒鳴られてばかりいるでしょうから、私がクッション役になってやっています。

私は、子供を叱ることで成長させることも変化させることもできないという信念を持つ教育者です。うちの子供にも叱り飛ばすような教育はした記憶がありません。自分自身も叱られながら勉強をした記憶はありません。

夏休みの宿題なども、いつもかならず、早々に片付けてしまってから、夏休みの後半はずっと遊んでいました。毎日少しずつ学習することのほうが記憶に定着させることができるのですが、私は嫌な仕事はさっさと片付けないと気がすまないタイプです。いまだに同じですね。

いまは、宙ぶらりんのままやるべき仕事がないので、やる気が完全に失せています。


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