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玉川カルテット&横山ホットブラザース [コンピュータ・ネット・テレビ]

いずれも名人芸です。





横山ホットッブラザーズと12年前のしょこたんが共演しています。しょこたんはかわいいですね。私がしょこたんを初めて見たのはNHKだったと思います。イラストが上手であったのと、オタク話で盛り上がっている様子が目を引きました。他の出演者の記憶がまったくないほどたったひとり光っていました。おそらく、まだ世間で有名になる前です。その後、テレ東の子供番組に出たりするようになりましたが、性格もいいし、頭もいいし、容姿もいい、才能あふれる女性だと思います。

それはさておき、朝っぱらから、オンライン授業の提出物のチェックをし、1クラス分をもう少しで終えようというところで、集中力がぷつりと途切れました。ひとつひとつ、何かしらコメントを返さないといけないので、ふだんの数倍の労力が必要です。

すっかり疲れてしまったので、気分転換に久しぶりにホームセンターに行ってきました。米10キロとか掃除用具とか、ぜんぶで7000円近く買ってきました。無駄遣いではないですよ。長男のアパートのカビだらけのバスルームを掃除するための道具を買ってくるように妻に頼まれたので、それも買ってきました。驚いたのことに、GWが開けたというのに、まだ大勢の人が訪れていました。みなさんテレワークしているんでしょうか。それとも、連休は来週の月曜日まで延長されたのかしら。

帰ってきてから、テレビを見ながら、早めの昼ごはんにしました。妻が見ていたので、一緒に見たわけです。番組では、自粛期間が長引いて、多くの人が心を病んでいるという話をしていました。そうなんですか~ 暇すぎて、朝から晩までワイドショーを見ていたら、たしかに狂います。自粛期間中なんですから、テレビを見ることも自粛するように、番組の司会者は視聴者に言っておいてほしいですね。

私はこれから仕事(オンライン授業!)が本格的に始まるので、精神を病んでいる暇はありません。これから、1クラス以上の2週分のレポートを読まなければいけないので、忙しくて死にそうです。忙しいのに、こんなことをしているんですから、これは逃避行動かもしれません。

またテレビの話ですが、今朝のTOKYO MXテレビで、休校期間中に子どもたちに勉強させようと京都市だか府だかがHPに「子どもたちへの挑戦状」と題する課題を出したというニュースを紹介していました。それを受けて、論客の一人が、この期間は大人が課題を押し付けるのではなく、子どもたち自身で自分で学ぶという経験を与えるチャンスだという話をしていて感心しました。おっしゃるとおりです。人間は暇をどう潰すかに腐心してきたんだと、哲学者の國分功一郎さんも言っています。詳しくは『暇と退屈の倫理学』(2011年)を読んでください。いい本ですよ。ちなみに、schoolの語源はギリシャ語の「暇」ですからね。人間は暇を通して学ぶのです。暇がない人は、何も学ばないんですよ。いいですか。忙しい人は、心を亡くして、馬鹿になるんです。

話を戻しますが、本来、家は学校とは違って、勉強するところではないので、勉強する環境を自分で作る、つまり部屋の模様替えをしてみるのもおすすめだとその論客の方は言っていました。私も子供の頃からそうでしたが、なにかに息詰まると、いまだに掃除や整理整頓をしたり、部屋の模様替えをしてしまいます。

勉強(学問)というのは、物を覚える(知識を蓄える)だけではなく、頭の中を整理することでもあるので、物理的に部屋を整えると、すっきりするわけです。以前、そういう私の持論を友人の教師に語ったら、それは「逃避行動」とバカにされてしまいましたが、ぜったいに違いますよ。私のほうが正しいです。

もうひとりの論客の北条なんとかさんという女性は、朝日新聞に掲載されたドラえもんの広告を紹介してくれていました。その広告に書かれている「のび太になろう」というキャッチフレーズが物語っているのは、何もしないことの意味を考えよう、暇であることも重要だということです。そして、少なくとも、ドラえもんがいるくらいですから、未来はあるのです。安心してくださいということです。そういうメッセージを見ると、泣きそうになる人は、疲れている証拠だと、北条さんは言っていました。全くそのとおりです。




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