マスクを着ける習慣を忘れかけています

昼過ぎにようやくレポートチェックと課題を出す仕事が終わったので、喜び勇んで近所のスーパーに買い物に行きました。レジでお金を渡したときに、「ポイントカードはお持ちですか？」と店員さんに聞かれ、「忘れました」と答えたその声で、マスクも忘れていたことに気づきました。まあ、ここは「夜の街」じゃないし、私は新宿の歌舞伎町にも行ったことがないので大丈夫でしょう。この頃は犬の散歩に行くときもマスクをせずに出かけるので、マスクを着ける習慣を忘れかけています。レジでお釣りとレシートを受け取って、そのまま何食わぬ顔で店を出たのですが、内心はドキドキ。誰にも気付かれないようにさっと周りを見渡したところ、私以外のすべての人がマスクを装着していました。まるで放射能汚染後の世界にタイムスリップしてしまったかのようです。結果、私が新型コロナウイルス感染症で罹患して死亡する可能性は間違いなく限りなくゼロです。ジョージ・オーウェルの描いた『１９８４』のような世界では、即座に私は逮捕されてしまうかもしれません。しかし、矯正されるべきなのは、私ではなく、私が所属している世界であるはずです。