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信号機がないほうが事故が少ない? [クルマ]

世界一信号機が多い国、日本。信号機は本当に安全を守ってくれる? | SmartDrive Magazine

先日、車の中でラジオを聴いていたら、信号機がないほうが事故が少ないという驚くべき調査結果があることを紹介していました。もしかしたら、引用元は上記サイトかもしれません。ブータンや京都の例を挙げていましたから。

信号機がないと、頼るものは自分だけになるので、自分の五感を働かせて状況を観察して、慎重に運転(行動)するようになるからだそうです。車道側の信号が赤なんだから、絶対に車は来ないと思って、歩行者が道路を横断して轢かれてしまうケースは、信号機に頼りすぎているわけです。轢かれる可能性はゼロではないのに、都合よくゼロだと思いたい歩行者が事故に遭うわけです。クルマ側も同じです。ですから、信号機があると逆に事故件数を増やすことになる道もたくさんあると思います。信号機に責任転嫁できるわけですからね。

日本には信号機利権(官僚と警察と某企業の癒着)というものがあるので、なかなか信号を減らすというわけにはいかないのでしょうけど、国民の命を守ることを重視するなら、信号機を減らせるように努力したほうが良いと思います。

また、高速道路では、制限速度を上げると危険だと思われていますが、実は制限速度を100キロから120キロに上げた区間では事故件数が減ったというデータがあるそうです。経験上わかりますが、速度が出ていると、危険を感じて、運転が慎重になるものです。高速道路で80キロで走っていると、のんびり気が抜けて、眠くなりますからね。だらだらと走っている方がかえって危険です。

ゆっくりと言えば、渋滞中の事故件数はふつうの道より多いのではないでしょうか。人をはねて死亡させる大事故は少ないでしょうが、車同士がぶつかる事故はよく見かけます。信号機は渋滞の原因でもありますから、渋滞を避けるためにも、信号機を減らすというのも大切だと思います。



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