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住宅ローンの払い過ぎは人生を壊します [マネー・買い物]



賃貸か購入かの定番の議論ですが、賃貸派の考えも正しいし、購入派の考えも正解だと思います。何を基準にするかだけで、見え方が違ってくるのです。収入が安定している人と不安定な人でも違いますし、所得の多寡でも違います。いろんな要素を勘案しなければいけないし、ひとそれぞれ個別の正解があるものです。どちらの主張も一般論としての正解であって、個別論としてはいずれも不正解です。

この議論に結論を出すためには、日本をより一層社会主義化して、低家賃の公共住宅を充実させることしかありません。しかし、ベーシックインカムにすら反対するような国民が多いのですから、残念ながら、無教養な日本国民はずっと詐欺被害に遭い続けるのです。私はローンのない家を所有しているので、こんな議論に付き合っていられません。


今朝、長男が旅立ちました。職場の研修先のあるところまで新幹線で行っただけですが。それはそうと、息子はもともと相当に間が抜けているので、予約していた新幹線に乗り遅れ、なぜかチケットの払い戻し手続きもせず、自腹で新たに切符を買ったのだそうです。頭がおかしいんだと思います。

さらに、パソコンとスマホの充電ケーブルも忘れていったので、郵便局から送ってやりました。年がら年中、家族に迷惑ばかりかけて、失敗を繰り返す男です。自分では何一つ満足にできないので、たぶん発達障害なんだと思います。ASDっぽいです。そんな状態でまともに仕事ができるのでしょうかね。自分の息子の悪口を言うのはできれば避けたいですが、一緒に働きたくないようなタイプです。職場にいたら、私は絶対に相手にしません。そういうタイプです。

郵便局に行った後、妻のウォーキングシューズを買いにショッピングモールに一緒に行ってきました。明日は明治神宮に一人で電車に乗っていってくるんだそうです。近頃、御朱印集めに凝ってしまい、いろいろ行きたい神社があるとのこと。

2か月後に手術を控える妻は、今日も「もう死ぬかもしれない。自分は健康だと思っていたのに、不健康だったのはショック。長生きできそうもない」と悲嘆にくれていました。「私が死んだら、ひっそりと家族葬をして、そのあと、友人に私が死んだことを連絡してくれる?」とも言っていました。「ああ、わかったよ。そうするよ」と答えておきました。この状況で、「まさかあなたみたいな人が死ぬわけないでしょう。あなたは殺そうとしても死なないタイプだよ」なんて軽口を叩いて、元気づけようとする人もいるかもしれません。だいたいの人は「何を言っているんだ。死ぬわけないだろう」と感情を否定すると思います。私も自分が死ぬかもしれないと思っていた時期もあるし、いまでも希死念慮はあるので、そういう言い方をされたら、まったく自分の気持ちを理解してくれていないと思って、傷つきます。世の中の多くの人は励ませばいいと勘違いしていますが、大馬鹿野郎だと思います。妻のほうも私に対してそういういい方ばかりしていました。そのたびに私は傷つきました。

メンタルヘルス・マネジメント検定でも勉強しましたが、とにかく相手の感情や考えを無条件に受け入れることが重要であって、無駄に励ましたり、説教をするのは非常に危険です。「そうなんだ」と言って受け入れるだけで十分なのです。心が弱っているときに一番されたくないのは、「そんなことを言うもんじゃない」と否定されることです。生きている限り、いつ死ぬかわからないのですから、死ぬわけがないなんて傲慢なことは言ってはいけません。神様でも予言者でもないのですから、あなたになんかわかるわけがないのです。心が弱っている人は相手に無条件に肯定されたい、受け入れられたい、支えられたい、寄り添ってもらいたいと思っているのです。その感情を他人が否定したら、よくなるなんてことは絶対にありません。

ちなみに、私は昨日、以下のようなことを言っておきました。

「そういうときもあるよねえ。仕方がないよ。そのときはそのときだし。いつ死んでもいいように今を生きることが大切だよね。生前整理をしておくことも重要だし、人生を振り返って、やり残したことがないようにしたいよね。今を生きるというのは、今を楽しむってことだよ。将来のことを考えても仕方がないしね。自分の人生なんだから、自分のやりたいようにやればいいんだよ。良い意味で自己中心的になるってこと。周りの人間に振り回されてばかりいる人生は嫌でしょ。他人に振り回されるため、こき使われるために生まれてきたわけではないんだからさ。そういうことですよ。少なくとも自分はそう考えているんだけどね。他人は他人、自分は自分だから、ひとそれぞれ考え方が違うので、押し付けるわけではないけどね。好きなようにすればいいじゃない。オレだっていつまでも生きていられるわけではないので、いつ死んでもいいようにしているよ。明日死んでもいいと思っているくらい」