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ブラック企業vsブラック人材? ~他責思考で孤立を深める悲しき労働者~ 【失敗小僧 切り抜き】 [健康・メンタルヘルス]



反対側から世の中を見ることは大切です。

他責思考や自責思考に陥るのはメンタルヘルス・マネジメントの問題です。マンションの管理より、自分のメンタルヘルスをちゃんと管理できるようにならなといけません。理想論ですが。

他責思考、自責思考のいずれかに傾かないように、バランスよく世の中の全体を見る能力を身につけるのが大学教育。大学の先生方もその辺がおわかりではない方が多いので困ります。もちろん、大学だけではなく、小中高も同様です。要するに、世の中は複雑系だということを理解できないと単純な図式で捉えようとしてしまい、結局のところ本質的な理解からずれていくわけです。

その辺の経済学者(経済評論家?)だと、競馬の予想のように、株価や為替や不動産価格や原油価格はこの後こういうことになって、社会はこうなるだろうということばかり言ったりするようになります。そういうのはだいたいいつもハズレます。世の中は複雑系ですから、その人の思うようにはいくものではありません。その人の見ている世界がローカル(局所的)なものであって、その見方にはバイアス(偏見)が大量に含まれているものだからです。人間ですから、そうなるのは仕方がありません。だから、我々は自分の見方を疑うことをしたほうがいいのです。自分には見えていない世界があるに違いないと。その発想に至ったときにようやく自分の殻の外に出られる準備が整うのです。それがeducationの本質です。educationは教育と訳されますが、語源を調べればわかりますが、まったくの別物です。






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