SSブログ

円安はみんなが恐れているほど怖くない [マネー・買い物]



勝間さんはときどき考え方が大きく偏ることがありますね。

円安で日本に製造業が戻ってきて、70~80年代の日本が復興するというお話ですが、工場が本当に戻ってくるのか怪しいものです。そもそも少子高齢化で労働人口が減っていることを勝間さんはすっかり忘れているようです。かりに工場が戻ってきても、働き手はいませんよ。

勝間さんは円安信者ですからそういう見方をするのでしょうが、円安でマイナスになることも多いのです。私は昔から円高信者です。なぜなら、英文学研究者で、洋書を買ってなんぼのものです。あまりに高くなってもはや年に1冊も買えなくなりました。

円安になると、海外から日本に働きに来ている外国人講師の質が下がるかもしれません。優秀な労働者も、給料の安さにびっくりして、他の国に逃げてしまうと思います。現に、土木や建築などの現場作業の労働者を集めるのは大変になってきているそうです。日本なんかより、中国や韓国で働いた方がよっぽどお金になりますからね。

どんなことでも良いところと悪いところが半々ずつあるものですから、単純に円安で万々歳みたいなことを言う人はまったく信用できません。


夜、中古車屋と某カーディーラーに見積もってもらったクルマの購入を見送るという趣旨のメールを送っておきました。一台はコスパはいいのですが、色が好みではありません。もう1台はルーフレールなどの装備がないことと、5年落ちであることがマイナスポイントです。

妥協して買うと、長く乗れない気がするので、焦って決めないことにします。さいわい車検は3月まであるし、最悪の場合、車検を通して、さらに2年乗ることだってできます。16年も乗り続けることになりますけどね。愛車のフィットはいまなお絶好調。外装はだいぶ古びて、ミラーは折りたためなくなりましたが、エンジンや下回りはしっかりしているので、そこそこ走ってくれます。私がしっかりメインテナンスしているからですけどね。

おそらく中古車市場に球数がそろうのは、来年以降だと思います。12月のボーナスシーズンになれば、新車を買って古い車を手放す人も増えるかもしれません。逆に、新車には手を出せず、中古車を買う人が増えて、中古車市場の球数が減る可能性もありますね。どっちがいいのかわかりません。


とにかく、いまは忙しすぎるので、クルマ探しなんてしている暇はありません。




共通テーマ:マネー